eSIMがつながったり切れたりして安定しない時は、「電波の弱い場所」→「回線(ネットワーク)の自動選択」→「省データ・省電力設定」→「ネットワーク設定のリセット」の順で一つずつ確認すると、多くの場合は原因を絞り込めます。いきなり全部を変えるのではなく、上から順に試して、変化があった所で止めるのがコツです。この記事では、初めての方でも迷わないように、断続的に切れる時のチェック手順をやさしく整理します。海外では「連絡が取れなくなったらどうしよう」と不安になりがちですが、切れる原因の多くは電波や設定で説明でき、順番に確認すれば落ち着いて対処できます。まずはひと呼吸おいて、上から順に進めてみてください。
なお、Bloomy eSIMは基本的にデータ通信専用です。電話番号・SMS・音声通話は別手段(現地SIMや番号付きプラン、LINE・WhatsApp等のアプリ通話)とあわせてご確認ください。通信の安定性や速度は、現地の回線・エリア・混雑状況にも左右されます(2026年6月時点)。プラン内容や対応条件は変更される場合があるため、購入前に最新の表示をご確認ください。
eSIMの通信が途切れる・不安定になる主な原因
「遅い」と「切れる」は似ているようで原因が異なります。速度が出ないだけなら容量や混雑が中心ですが、つながったり切れたりを繰り返す場合は、電波の受け取り方や端末側の設定が関係していることが多いです。まずは自分の症状がどれに近いかを把握すると、無駄なくチェックを進められます。よくある原因を整理しました。
| 症状 | よくある原因 | まず見る所 |
|---|---|---|
| 場所を移動すると切れる | 電波の弱いエリア・建物内・地下 | 窓際や屋外で電波表示を確認 |
| 圏外と復帰を繰り返す | 回線の自動選択が不安定 | キャリア選択を手動に |
| バックグラウンドで止まる | 省データ・省電力モード | 低電力/データ節約をOFF |
| 設定後ずっと不安定 | ネットワーク設定の不整合 | 設定リセット・再構成 |
| 特定アプリだけ止まる | アプリ個別のモバイル通信オフ | アプリごとの通信許可を確認 |
原因が一つとは限らないため、次の章から負担の軽い操作から順に試していきます。設定そのものに不安がある方は、先にeSIMの設定方法で手順を確認しておくと安心です。
まず試したい応急チェック(30秒でできる)
本格的に設定を見直す前に、軽い操作で直ることがよくあります。次の順で試してください。
- 機内モードを30秒オン→オフ:回線を一度つかみ直します。
- 端末の再起動:一時的な不具合の多くはこれで解消します。
- 電波表示と回線名の確認:圏外になっていないか、別の回線をつかんでいないかを見ます。
- Wi-FiをオフにしてeSIM回線で確認:Wi-Fiと切り替わって不安定に見えることがあります。
ここで安定するなら、原因は一時的なものでした。それでも切れる場合は、次の「電波・場所」から順に切り分けます。「機内モード・再起動でも直らない」「アクティベート中で止まる」といった他のつまずきも含めて、症状別のまとめはつながらない時の対処にあります。
電波の弱い場所が原因のとき
断続的な切断で一番多いのが、単純に電波の弱い場所にいるケースです。eSIMは現地で利用できる通信回線を使ってインターネットにつながりますが、地下・大きな建物の中・山間部・郊外などでは電波が弱まり、回線をつかんだり離したりを繰り返します。これは端末やeSIMの不調ではなく、その場所の電波環境による一時的なものです。
- 窓際や屋外に移動して電波表示が回復するか確認する
- 移動中(電車・バス・車)は電波が変わりやすいので、止まった場所で再確認する
- ホテルの低層階や奥まった部屋は電波が届きにくいことがあるため、共用部や上階でも確認する
- 同じ場所で他の人のスマホも不安定なら、エリア側の混雑・電波状況の可能性が高い
場所を変えて安定するなら、端末や設定の問題ではありません。なお速度自体が出ない場合は原因が異なるため、容量や混雑の観点は別記事やよくある質問もあわせてご確認ください。
回線(ネットワーク)の自動選択を見直す
多くの端末は、電波の良い回線を自動で選ぶ設定になっています。ただし複数の回線が届く場所では、自動選択が迷って圏外と復帰を繰り返すことがあります。その場合は手動選択を試します。
手動選択の大まかな流れ
- 設定の「モバイル通信/SIM」からeSIM回線を選ぶ
- 「ネットワーク選択」を「自動」から「手動」に切り替える
- 表示された回線の中から、安定してつながるものを選ぶ
- うまくいかない時は「自動」に戻し、機内モードでつかみ直す
あわせて、「データローミングがオンになっているか」も確認してください。海外で使うeSIMはローミング扱いになることが多く、ここがオフだと断続的につながらない原因になります。具体的な項目名は端末によって異なるため、設定方法の手順とあわせて確認すると確実です。
iPhoneとAndroidで見る場所の違い
項目名はメーカーや機種で変わりますが、おおまかな場所の目安は次の通りです。迷ったら端末名と症状を控えておくと、サポートに相談する時もスムーズです。
- iPhone:設定→モバイル通信→(対象のeSIM回線)→ネットワーク選択/データローミング
- Android:設定→ネットワークとインターネット→SIM/モバイルネットワーク→ネットワークを自動的に選択/ローミング
省データ・省電力設定が通信を絞っていないか
バッテリーやデータを節約する設定が、知らないうちにバックグラウンドの通信を止めて「切れたように見える」ことがあります。次の設定を確認してください。
| 設定 | 影響 | おすすめ |
|---|---|---|
| 低電力/省電力モード | 通信や更新を制限する | 不安定な時は一時オフ |
| データ節約モード | アプリの裏側の通信を抑える | 必要なアプリは許可 |
| 5G/4Gの自動切替 | 境目で不安定になることがある | 4G(LTE)固定も試す |
| アプリごとのモバイル通信 | 個別にオフだと使えない | 使うアプリをオンに |
特に低電力モードとデータ節約モードを一時的にオフにして改善するなら、原因はここです。普段は節約設定のままで構いませんが、不安定な時の切り分けとして一度外してみてください。改善を確認できたら、必要なアプリだけ通信を許可して節約設定に戻すと、バッテリーと安定性のバランスがとりやすくなります。
ネットワーク設定のリセット(最後の切り分け)
ここまでで直らない場合は、ネットワーク設定のリセットを試します。これはWi-Fiパスワードや通信まわりの設定を初期状態に戻す操作で、設定の不整合が原因のときに有効です。順番としては最後に試すのが安心です。
実行前の注意:リセットするとWi-Fiのパスワードなどが消えるため、再入力が必要になります。また、まれにeSIMの再設定(プロファイルの再インストール)が必要になることがあるので、QRコードや設定情報をすぐ取り出せる状態にしてから行ってください。購入済みのeSIM情報やQRはマイページから確認できます。
- マイページでeSIM情報・QRが確認できることを先にチェック
- 設定の「リセット」から「ネットワーク設定をリセット」を実行
- 再起動後、回線が表示されるか確認
- 必要に応じてeSIMプロファイルを入れ直し、データローミングをオンにする
リセット後の再設定でつまずいた時は、つながらない時の対処に症状別の手順をまとめています。
切れる時に避けたいこと・覚えておきたいチェックリスト
あわてて操作すると、かえって状況が分かりにくくなることがあります。次の点だけ頭に入れておくと安心です。
- eSIMのプロファイルをいきなり削除しない:再インストールが必要になります。先にマイページでQR・情報を確認できる状態にしてから。
- 複数の設定を一度に変えない:何が効いたか分からなくなるため、一つずつ確認する。
- 海外で慌てて新規購入する前に切り分けを:電波や設定が原因のことも多いので、まずは本記事の順番で確認する。
出発前や移動の合間に使える、かんたんなチェックリストです。
- 機内モードのオン・オフ/再起動を試したか
- 窓際・屋外など電波の良い場所で確認したか
- データローミングがオンになっているか
- 低電力・データ節約モードを一時的に外したか
- マイページでデータ残量を確認したか
それでも直らない時・Bloomyでできること
上の手順を試しても安定しない場合は、端末の対応状況やプランの条件を確認します。お使いの端末がeSIMに対応しているか不安な方は、先にeSIM対応端末の確認でチェックしておくと安心です。
- 渡航先・容量・日数の見直し:滞在に合うプランかをeSIMの比較ページで確認できます。
- 残量の確認:データが少ないと使えなくなるため、マイページで残量を確認。足りない時はトップアップも利用できます。
- 解決しない時の相談:症状や端末名を添えてお問い合わせからご連絡ください。日本語で確認できます。
Bloomyは、初めて海外でeSIMを使う方が購入後も困らないことを大切にしています。設定や切り分けの基礎はeSIMガイドにもまとめているので、出発前の準備にお役立てください。
※通信の安定性・速度は現地の回線・エリア・混雑状況に左右されます。プラン内容や対応条件は変更される場合があるため、購入前に最新の表示をご確認ください(2026年6月時点)。Bloomyは基本的にデータ通信専用です。

