結論:eSIMは1台のスマホに複数枚を「保存」できます(多くの機種で5〜10枚以上を入れておけます)。ただし同時に通信で「使える」eSIMはふつう1回線で、もう1回線使えるかどうかは端末によって異なります。つまり「たくさん入れておく」のは自由でも、「同時に動かす」のは端末しだい。保存枚数と同時利用数は別のものとして考えると、複数eSIMの使い分けで迷わなくなります。なお保存できる上限や同時利用の可否は機種・OSで異なるため、最新は端末メーカーの公式情報でご確認ください(2026年6月時点)。
「eSIMは何枚まで入れられるの?」「2枚目を追加したら1枚目は消える?」——複数のeSIMを使い分けたいときに、いちばん混乱しやすいのがこの点です。この記事では、専門用語をできるだけ使わずに「保存数」と「同時利用数」の違いを整理します。はじめてeSIMを使う方は、先にeSIMとは?初心者向けの基本ガイドもあわせて読むと、全体像がつかみやすくなります。
「保存」と「同時利用」はまったく別のもの
まずここを分けて考えるのが、いちばんの近道です。
- 保存(インストール)=eSIMのプロファイルを端末の中に入れておくこと。スマホの中に「カード」を何枚もしまっておくイメージです。
- 同時利用(アクティブ)=保存したeSIMのうち、実際に通信に使う回線をオンにすること。しまったカードのうち、今どれを「使う」状態にするか、です。
たとえばカバンに5枚のカードを入れていても、改札を通れるのは手に持った1枚だけ——という感覚に近いです。保存はたくさんできても、同時に動かせる数には端末ごとの上限があります。
1台に何枚まで保存できる?
保存できる枚数は機種やOSのバージョンによって異なりますが、近年のスマホではおおむね5〜10枚以上のeSIMを保存できる機種が多くなっています。物理SIMカードのように「1枚しか入らない」ものではなく、複数のプロファイルをまとめて持っておけるのがeSIMの便利な点です。
2枚目を追加しても、原則として1枚目が消えることはありません。旅行ごとに使ったeSIMを残しておき、不要になったら削除する、という使い方もできます。ただし保存上限は機種で違うため、自分の端末が何枚まで対応しているかは公式情報で確認しておくと安心です。お使いの端末がeSIMに対応しているか不安な方は、eSIM対応端末チェックもご利用ください。
同時に使えるのは何回線?
ここが多くの人のつまずきポイントです。保存は複数できても、同時に通信できるeSIMは基本的に1回線と考えてください。多くの端末では「保存した複数のeSIMのうち、使う1枚を選んでオンにする(切り替える)」という動き方になります。
一部の機種は2つの回線を同時に待ち受けできるデュアルSIM(DSDS)に対応しており、物理SIM+eSIM、またはeSIM2枚を同時に有効化できる場合があります。ただし「同時に通信に使えるデータ回線は1つだけ」という制限が付くことが多く、対応の細かい条件は機種ごとに異なります。自分の端末で何回線まで同時に有効化できるかは、端末メーカーの公式仕様でご確認ください。
保存数・同時利用数のイメージ早見
| 項目 | できること | 目安 |
|---|---|---|
| 保存(インストール) | 複数のeSIMを端末内に入れておく | 機種により5〜10枚以上が多い |
| 同時に有効化 | 通信に使う回線をオンにする | 基本1回線/対応機種は最大2回線 |
| 同時に通信するデータ回線 | 実際にネットに使う回線 | 原則1つ |
| 切り替え | 使うeSIMを設定画面で選び直す | いつでも可(再起動不要な機種が多い) |
※上記は一般的な目安です。保存上限・同時利用数・切り替え方法は機種とOSで異なります(2026年6月時点)。正確な数値は端末メーカーの公式情報をご確認ください。
複数eSIMを使い分けると便利なシーン
- 複数国をまたぐ旅行:国ごとのeSIMを先に保存しておき、入国のたびに使う回線を切り替える。
- 一時帰国:日本用のeSIMと滞在国用のeSIMを両方保存しておき、滞在先に合わせて使い分ける。
- 仕事用とプライベート用:用途で回線を分け、必要なときだけ切り替える。
渡航先や容量からプランを探したい方は、eSIM比較ページで国名・データ容量・利用日数に合わせて選べます。
使う前に知っておきたい注意点
データ通信専用である点:Bloomyのプランは基本的にデータ通信専用です。eSIMを複数保存しても、それで日本の電話番号やSMS(ショートメッセージ)が増えるわけではありません。番号宛ての着信やSMS認証が必要な場合は、もともとの番号付き回線や別手段もあわせてご確認ください。LINEやWhatsAppなどアプリの通話・メッセージは、データ通信が使える環境であれば利用できる場合があります。
切り替えを忘れると意図しない回線で通信することがある:複数保存しているときは、いま「データ通信に使う回線」がどれになっているかを設定画面で確認しておくと安心です。海外で日本の回線のまま通信してしまうのを防ぐためにも、有効化と切り替えはこまめにチェックしましょう。
2枚目の追加手順や有効化の流れは、設定ガイドで順番に確認できます。
Bloomyでできること
Bloomyでは、渡航先・データ容量・利用日数からプランを選び、出発前にeSIMを保存しておけます。複数の渡航先がある場合も、必要な分だけ選んで使い分けられます。購入済みのeSIMやQRコード、残量はマイページから確認できるので、どの回線がどの国用か分からなくなったときも見返せます。詳しくはマイページをご覧ください。設定で困ったときは設定ガイドやよくある質問もあわせてご利用ください。
まとめ
eSIMは1台に複数枚を「保存」でき、必要なときに使う回線を選んで切り替えます。一方で同時に通信で使える回線は基本1つで、2回線同時の可否は端末しだいです。「保存数=入れておける数」「同時利用数=同時に動かせる数」と分けて覚えておけば、複数eSIMの使い分けで迷いません。まずはお使いの端末の対応を確認し、渡航先に合わせてプランを選んでみてください。
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