ヨルダンへ行く前に気になるのは、空港に着いてすぐ地図や配車アプリが使えるかどうかです。ペトラ遺跡や死海、ワディ・ラムなど、移動の多い旅ほど通信手段は早めに決めておきたいところ。eSIMなら出発前に設定を済ませておけるので、到着後は回線をオンにするだけで使い始められます。
この記事でわかること
- 出発前に設定し到着後にオンにする
- 現地の回線はZainとOrangeなど
- 日数別の容量は1日0.5〜1GBが目安
- 電話番号の通話とSMSは使えない
ヨルダンでeSIMを使うと何が楽になるか
いちばん大きいのは、到着直後に迷わなくて済むことです。入国手続きを終えて空港を出た時点で、配車アプリや地図、宿とのメッセージのやり取りがすぐ使えます。現地SIMを買うために窓口を探す必要はありません。パスポートを出して手続きする時間も省けます。
夜遅くに着く便や、家族連れで荷物が多い旅では特に助かります。ホテルまでの道順をその場で確認でき、運転手との行き違いも減らせます。
もうひとつの利点は、日本の SIM をそのまま残せることです。eSIMは追加の回線として入るため、日本の番号宛ての着信やSMSの認証コードは、設定しだいで受け取れるようにしておけます。ただし海外での受信には各社のローミング条件がかかるので、出発前に契約先の案内を確認してください。
つながる現地の回線と5Gの対応
Bloomyのヨルダン向けプランで案内している回線のうち、ヨルダンの代表的な通信会社として挙げられるのはZainとOrangeです。Zainには4Gと5Gの表示があり、Orangeは5G対応として案内しています。
5G対応のプランもありますが、実際に5Gでつながるかどうかは、お使いの端末と滞在する場所で決まります。都市部で5Gの表示が出ても、郊外へ出ると4Gに切り替わることは珍しくありません。5Gにこだわるよりも、途切れにくさを優先して考えるほうが旅では安心です。
対応バンドは、端末側の仕様とプラン側の回線で決まります。購入前に、お使いのスマホがeSIMに対応しているかどうかを対応端末のページで確かめておくと、現地で慌てずに済みます。SIMロックがかかったままの端末では使えないことがあるため、あわせて見ておきたい点です。
空港に着いてから開通するまでの流れ
多くの場合は、出発前にeSIMを端末へ追加しておき、現地に着いてから回線をオンにする流れが安心です。ただしプランによって有効になるタイミングが違うので、購入前の案内を一度読んでおいてください。
Bloomyの設定は、届いた設定リンクを1タップして、画面の案内に沿って追加するだけです。QRコードを読み取る手間はありません。リンクから進められない場合の代わりの方法は、設定ガイドにまとめています。
- 出発前に Wi-Fi のある場所で設定リンクを開き、eSIMを追加する
- 機内では機内モードのままにしておく
- アンマン到着後に機内モードを切り、eSIMの回線をオンにする
- モバイルデータ通信の回線をeSIM側に切り替え、データローミングをオンにする
- 日本のSIMのデータローミングはオフにして、意図しない課金を避ける
3から4の間で数十秒かかることもあります。すぐに圏外表示が消えなくても、少し待ってから再起動してみてください。それでも改善しない場合はつながらない時の対処が役に立ちます。
滞在日数ごとの容量の目安
容量は、使い方で大きく変わります。地図とメッセージが中心なら1日0.3〜0.5GB前後で足り、写真のアップロードやSNSの閲覧が増えると0.5〜1GB前後です。動画視聴やテザリングを使うなら、1日1〜2GBは見ておきたいところです。以下は目安なので、実際の消費量は端末の設定やアプリによって変わります。
| 滞在日数 |
控えめな使い方 |
普通の使い方 |
動画やテザリングも使う |
| 3日間 |
1GB前後 |
2〜3GB |
4〜6GB |
| 5日間 |
2GB前後 |
3〜5GB |
6〜10GB |
| 7日間 |
3GB前後 |
5〜7GB |
10GB以上 |
| 14日間 |
5GB前後 |
10〜14GB |
20GB以上 |
ヨルダンは遺跡や砂漠など、景色の写真を撮る場面が多い旅先です。写真のクラウド自動バックアップが動くと、気づかないうちに容量を使います。Wi-Fiのあるホテルで同期するように設定を変えておけば、残りの容量に余裕が生まれます。
迷ったら、一段階大きい容量を選ぶほうが落ち着いて使えます。容量や日数ごとのプランを並べて確かめるなら、比較ページで国名を選んでください。
ヨルダンで困りやすい場面
人の少ない場所は電波が弱くなる
都市部と観光地の中心部では使いやすくても、砂漠地帯や山あい、広い遺跡の奥では電波が弱くなることがあります。これはどの通信会社でも起こりうることです。オフラインでも見られる地図を出発前に保存しておくと、電波が途切れても道に迷いにくくなります。
配車アプリや地図は事前に準備する
アプリのログインやアカウント登録は、日本にいるうちに済ませておくと現地での手間が減ります。認証コードが必要なアプリは、SMSを受け取れる状態かどうかを先に確認してください。
端末の設定で使えないことがある
データローミングをオンにし忘れると、回線が入っていても通信できません。モバイル通信の設定で、eSIM側の回線が通信用に選ばれているかを確かめましょう。
データ専用eSIMの注意点
Bloomyのプランは基本的にデータ通信専用です。LINE・WhatsApp・Messenger・FaceTimeなど、データ通信を使うアプリ通話は通常どおり使えます。使えないのは、電話番号での発着信(音声通話)とSMSだけです。
レストランの予約や現地ツアー会社への連絡は、メッセージアプリで受け付けている場合も多くあります。電話番号での連絡しか受け付けない場面がありそうなら、宿のスタッフに頼る方法や、番号付きの別手段もあわせて検討してください。
向いている人と別の手段を考えたい人
eSIMが合うのは短期から中期の旅行で、地図やメッセージ、予約アプリを中心に使う人です。出発前に設定を済ませたい人にも向いています。
一方で現地の電話番号が必須の人は、別の手段のほうが合うかもしれません。長期滞在で毎日大量の動画を見る人も同じです。通話用の番号が必要な場合は、現地SIMや番号付きのサービスを選ぶ余地があります。
プランを探すときの見方
プランは、日数・容量・5G対応の有無で並べて比べると選びやすくなります。ヨルダン向けのプランは、国名を指定して絞り込むと一覧で出てきます。価格は容量と日数で変わります。実際に選べるプランや条件は変わることがあるため、購入前に比較ページで最新の表示を確認してください。
出発前の最終チェック
出発の数日前までに、端末がeSIMに対応しているか、SIMロックが解除されているかを確かめましょう。設定は出発の前日までに済ませておくと余裕が生まれます。オフライン地図の保存と、アプリのログインも同じタイミングで終わらせておくと安心です。
現地では、到着したら機内モードを切り、eSIMの回線とデータローミングをオンにするだけです。日本のSIMのデータローミングは、うっかり課金を避けるためにオフにしておきます。この3点を押さえれば、はじめてのヨルダンでも落ち着いて動き出せます。
よくある質問
ヨルダンのeSIMは日本で設定しておいて大丈夫ですか?
多くは出発前にeSIMを追加し、現地に着いてから回線をオンにする流れが安心です。ただしプランによって有効になるタイミングが違うので、購入前の案内を確認してください。
ヨルダンでLINE通話は使えますか?
使えます。Bloomyのプランはデータ専用ですが、LINEやWhatsAppなどデータ通信を使うアプリ通話は通常どおり利用できます。使えないのは電話番号での発着信とSMSです。
ヨルダン旅行ではどのくらいの容量を選べばよいですか?
地図とメッセージ中心なら1日0.3〜0.5GB前後が目安です。写真やSNSも使うなら1日0.5〜1GB前後を見てください。動画やテザリングを使う場合はさらに多めが安心です。