海外でLINEやWhatsApp、Messengerなどの通話・メッセージアプリを使うのに、現地の電話番号は基本的に必要ありません。これらのアプリはデータ通信(インターネット)さえつながっていれば、トークも音声通話もビデオ通話も使えます。つまり、海外でスマホをインターネットにつなぐ手段さえ用意すれば、日本にいる家族や友だちといつものアプリで連絡を取り合えます。この記事では、その仕組みと準備、つまずきやすいポイントをやさしく整理します。
ひとつだけ先に大切な前提を。Bloomy eSIMは基本的にデータ通信専用です。LINEやWhatsAppの「アプリ内の通話・メッセージ」はデータ通信で使えますが、電話番号への発信や日本の携帯電話番号宛のSMS(ショートメッセージ)そのものは別の手段が必要になる場合があります。ここを最初に押さえておくと、現地で迷いません。
結論:データ通信があれば、いつものアプリで連絡できる
結論から言うと、LINE・WhatsApp・Messenger・Instagramのメッセージ・FaceTime(端末対応時)といったアプリは、海外でもデータ通信につながっていれば日本と同じように使えます。アプリの通話はインターネット回線を通すため、相手の電話番号ではなく「アカウント同士」でつながる仕組みだからです。
必要なのは、現地でスマホをインターネットにつなぐこと。その手段のひとつがeSIMです。出発前にスマホへeSIMを入れておけば、現地到着後に回線を有効にするだけでデータ通信が始まり、すぐに連絡が取れます。渡航先や容量の選び方はeSIM比較ページで確認できます。海外での通信手段全体を見比べたい方は海外の通信手段の比較ガイドもあわせてどうぞ。
なぜ電話番号がなくても通話アプリが使えるの?
LINEやWhatsAppの通話は、電話会社の「音声回線」ではなくインターネット回線(データ通信)を使っています。これは一般に「IP電話/VoIP」と呼ばれる仕組みです。声をデータに変えてインターネット経由で送るため、相手とつながるのに現地の電話番号は要りません。
そのため、海外で現地の電話番号を持っていなくても、データ通信さえあれば次のことができます。
- LINE・WhatsApp・Messengerなどでのメッセージのやり取り
- 同じアプリを使う相手との音声通話・ビデオ通話
- 写真や位置情報の共有、グループトーク
一方で、相手の電話番号そのものにかける「電話」や、番号宛の「SMS」は音声回線・SMS機能が必要です。データ専用eSIMだけでは対応しないため、必要な人は別の手段を検討します(後述)。番号やSMSの扱いをもう少し知りたい方は電話番号・SMSに関するガイドにまとめています。
主なアプリと「データ通信で使えること」の早見表
代表的なアプリで、データ通信があれば使える機能を整理しました(2026年6月時点。各アプリの仕様は変更される場合があります)。
| アプリ | メッセージ | 音声・ビデオ通話 | 補足 |
|---|---|---|---|
| LINE | ◯ | ◯(LINE通話) | 初回の登録時に電話番号での認証を求められる場合あり |
| ◯ | ◯ | 登録に電話番号が必要。一度登録すればデータ通信で利用 | |
| Messenger | ◯ | ◯ | アカウントでログインして利用 |
| FaceTime | ◯(iMessage) | ◯ | Apple端末同士。端末・Apple ID設定に依存 |
ポイントは、多くのアプリは「最初の登録・認証」で電話番号を使うことがある一方、登録さえ済めば日々の連絡はデータ通信だけで完結すること。日本で番号認証を済ませてから渡航すると安心です。
海外で使うための準備(出発前にやること)
現地であわてないために、出発前の準備が大切です。手順はシンプルです。
- アプリを最新版にして、ログインを確認:LINE・WhatsAppなどに日本でログインできているか確認します。番号認証が必要なアプリは、日本にいるうちに済ませておきます。
- 連絡したい相手と「アプリでつながっているか」確認:相手も同じアプリを使えるかを事前にチェック。家族にはLINEを入れてもらうなど、出発前に整えておくと安心です。
- 現地の通信手段を用意:eSIM対応スマホなら、出発前にeSIMをインストールしておけます。自分の端末が対応しているかはeSIM対応端末の確認ページで見られます。
- 渡航先・日数・容量に合うプランを選ぶ:連絡が中心ならそれほど大きな容量は要りませんが、ビデオ通話を多用するなら少し余裕をもって。比較ページで国・容量・日数から選べます。
eSIMの入れ方やQRコードの読み取りなど具体的な操作は設定ガイドに手順をまとめています。
通話アプリはどのくらいデータを使う?容量の目安
「通話アプリばかり使うと、すぐ容量がなくなるのでは?」という不安に答えます。あくまで一般的な目安で、利用環境やアプリ・画質によって変わりますが、おおよそ次のイメージです(2026年6月時点の概算)。
| 使い方 | 1時間あたりの目安 |
|---|---|
| テキストのトーク中心 | ごくわずか(数MB程度) |
| 音声通話 | おおよそ数十MB |
| ビデオ通話 | おおよそ数百MB〜 |
メッセージ中心なら容量はあまり気になりませんが、ビデオ通話はデータ消費が大きいのがポイント。長時間のビデオ通話を予定しているなら、容量に余裕のあるプランや、データ量を多く使える選び方が安心です。容量の選び方に迷ったら比較ページで日数とあわせて検討してみてください。
注意点:データ専用eSIMで「できること・できないこと」
正直にお伝えします。BloomyのeSIMは基本データ通信専用のため、できることとできないことがあります。
データ通信で使えること
- LINE・WhatsApp・Messengerなどアプリ内のメッセージ・通話・ビデオ通話
- 地図・検索・SNS・メールなどインターネット全般
別の手段が必要になること
- 相手の電話番号に直接かける「音声電話」
- 電話番号宛の「SMS」の送受信(銀行や一部サービスのSMS認証など)
とくにSMS認証は、銀行・証券・一部のWebサービスのログインで使われることがあります。これらが必要な方は、日本の番号を維持する設定や番号付きの手段もあわせて確認しておくと安心です。SMS認証や番号維持は各サービスの仕様で変わりうるため、最新は各社の公式案内でご確認ください。詳しくは電話番号・SMSのガイドにまとめています。
なお、無制限タイプのプランを選ぶ場合も、「完全に制限なく使える」という意味ではありません。公平利用ポリシーや一定利用後の速度調整、テザリング条件などが設定される場合があり、通信速度も現地の回線・エリア・混雑に左右されます。条件は購入前に最新の表示をご確認ください。
つながらない・通話が途切れるときの対処
現地で「アプリが開かない」「通話が切れる」と感じたら、あわてず次を順番に確認しましょう。
- データ通信がオンか確認:eSIMの回線が有効になっているか、モバイルデータがオンかをチェック。出発前に入れたeSIMは、現地で「回線をオン」にして使い始めます。
- 機内モード/圏外でないか:機内モードを一度オン・オフすると改善することがあります。
- 電波の良い場所へ移動:地下や建物の奥は電波が弱くなりがち。とくにビデオ通話は安定した電波が必要です。
- Wi-Fiとデータの切り替え:不安定なWi-Fiにつながっていると逆に途切れることも。一度Wi-Fiを切ってeSIMのデータで試します。
- アプリ・端末を再起動:それでも直らないときは端末を再起動。
設定まわりの詳しい手順や、つながらないときのチェックはトラブル対処ガイドを参照してください。
Bloomyでできること(連絡手段の準備をやさしく)
Bloomy eSIMは、はじめて海外でeSIMを使う方が迷わないことを大切にしています。渡航先・データ容量・利用日数から選べる比較ページ、端末が対応しているか確認できる対応端末チェック、入れ方をまとめた設定ガイドを用意しています。購入後はマイページで残量やQRコードを確認できます。
「家族と毎日LINEしたい」「現地でも仕事の連絡を取りたい」――そんな連絡中心の使い方なら、データ通信さえ整えれば多くの不安は解消できます。まずは渡航先のプランと、ご自分の端末の対応を確認してみてください。
よくある質問(FAQ)
このあとのFAQで、番号やSMS、通信量などの疑問にお答えします。さらに細かい疑問はよくある質問ページもご覧ください。

