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日本通信SIMと海外eSIMの併用|デュアルSIM設定と帰国後の戻し方

最終更新日:2026年9月21日

日本通信SIMを使っていて、「海外では番号をそのまま残しつつ、データ通信だけ現地向けのeSIMに任せたい」と考える方は多いです。ただ、デュアルSIMの設定画面は項目が多く、どの回線をオンにしてどれを切るのか迷いやすいところでもあります。この記事では、日本通信SIMを主回線に残したまま、海外用のデータ専用eSIMを副回線として併用するときの設定手順と、帰国後に元へ戻す流れを整理します。結論として、出発前に「海外eSIMを追加しておく」「モバイルデータ通信をどちらの回線で使うかを決めておく」の2点を済ませ、現地到着後に海外eSIMの回線をオンにするだけで、日本の番号を残したまま海外でデータ通信を使える形にできます。

この記事でわかること
  • 日本通信SIMを残したまま海外eSIMを足す考え方
  • iPhone・Androidのデュアル設定の手順
  • 現地で切り替えるときに触る項目
  • データ専用eSIMでできること・できないこと
  • 帰国後に日本通信SIMへ戻す手順

日本通信SIMを残したまま海外eSIMを併用するとは

デュアルSIMの併用とは、スマホに2つの回線を入れて、役割を分けて使う方法です。今回の形では、日本通信SIM(物理SIMまたはeSIM)を「日本の電話番号を保つ主回線」として残し、海外用のデータ専用eSIMを「現地でのインターネット用の副回線」として追加します。

この形の良いところは、日本の番号を手放さずに済むことです。日本からの電話番号での着信やSMSの受け取りは主回線側の設定や契約条件に左右されますが、番号そのものはスマホの中に残ったままなので、帰国後にそのまま使い続けられます。一方で、海外でのブラウジングや地図、SNSなどのデータ通信は、副回線の海外eSIMに任せる形になります。

なお、日本通信SIM側の海外での利用条件(海外ローミングの可否や料金)は契約プランや時期によって変わる可能性があります。2026年9月時点でも、出発前に日本通信の公式案内で最新の内容を確認しておくと安心です。

2つの回線の役割を表で整理

設定の前に、どの回線が何を担当するのかを頭の中で分けておくと迷いにくくなります。海外滞在中の役割分担の目安は次のとおりです。

項目 日本通信SIM(主回線) 海外eSIM(副回線)
電話番号 日本の番号を保持 なし(データ専用)
モバイルデータ通信 海外ではオフにするのが基本 オン(現地のデータ通信を担当)
データローミング 意図しない通信を避けるためオフ推奨 オン(プランの案内に従う)
LINE・WhatsApp等のアプリ通話 データ通信として通常どおり使える
電話番号での音声通話・SMS 契約条件・海外ローミング可否による 不可(データ専用のため)
帰国後 モバイルデータ通信を戻す 不要になれば回線をオフ

表のとおり、海外eSIMはデータ専用です。使えないのは電話番号での発着信(音声通話)とSMSだけで、LINE・WhatsApp・Messenger・FaceTimeなど、データ通信を使うアプリ通話は通常どおり使えます。

出発前にやること(iPhone・Android共通の準備)

出発前に済ませておきたいのは、次の3つです。順番に見ていきます。

1. 端末がデュアルSIM・eSIMに対応しているか確認する

同時に2回線を使うには、端末がデュアルSIM(DSDS)とeSIMに対応している必要があります。機種や購入した国によって条件が異なるため、事前にeSIM対応端末の一覧で確認しておくと安心です。SIMロックがかかっている端末では海外eSIMを追加できない場合があるので、この点も出発前に見ておきましょう。

2. 海外eSIMを購入し、設定リンクから追加しておく

Bloomy eSIMの場合は、購入後に届く設定リンクを1タップすると、画面の案内に沿って副回線として追加できます。日本にいる間に追加までは済ませておき、現地到着後に回線をオンにする流れが一般的です。プランによって有効化のタイミングが異なる場合があるため、購入時の案内は一度目を通しておいてください。詳しい流れは設定方法のページにまとめています。

3. 日本通信SIM側のローミング設定を確認する

主回線側は、海外で意図しないデータ通信が発生しないよう、モバイルデータ通信とデータローミングの状態を確認しておきます。日本通信SIMをそのまま海外へ持っていくときの設定項目は、日本通信SIMのまま海外へ|出発前のローミング設定チェック手順で一つずつ確認できます。この記事では、その先の「海外eSIMを足したときの切り替え」に絞って進めます。

現地到着後の切り替え手順(iPhone・Android別)

現地に着いたら、モバイルデータ通信の担当を海外eSIMへ切り替えます。項目名はOSのバージョンやメーカーによって少し異なることがあるため、近い名前の項目を探してください。

iPhoneの場合

  1. 「設定」→「モバイル通信」を開く
  2. 追加した海外eSIMの回線をタップし、「この回線をオンにする」をオンにする
  3. 同じ画面で「データローミング」をオンにする(プランの案内に従う)
  4. 「モバイル通信」に戻り、「モバイルデータ通信」をタップして海外eSIMの回線を選ぶ
  5. 「モバイルデータ通信の切替を許可」がオフになっているか確認する
  6. 日本通信SIMの回線は、番号を残すため回線自体はオンのまま、データローミングをオフにしておく

Androidの場合

  1. 「設定」→「ネットワークとインターネット」(または「接続」)→「SIM」を開く
  2. 海外eSIMを選び、「SIMを使用」をオンにする
  3. 「モバイルデータ」の優先SIMを海外eSIMに設定する
  4. 海外eSIM側の「ローミング」をオンにする(プランの案内に従う)
  5. 日本通信SIM側のローミングはオフのままにする
知っておきたいこと

iPhoneの「モバイルデータ通信の切替を許可」がオンのままだと、海外eSIMの電波が弱いときに主回線側へ自動で切り替わり、想定していない通信が発生することがあります。海外では、この項目をオフにしておくのが安心です。

この併用方法が向いている人・向いていない人

デュアルSIMでの併用は便利ですが、すべての人に合うわけではありません。自分の状況と照らして選んでください。

向いている人

  • 日本の電話番号を解約せずに海外へ行きたい人
  • 海外での連絡はLINEやWhatsAppなどのアプリ中心で済む人
  • データ通信の使い方に合わせて、容量や日数を選びたい人
  • 帰国後はすぐ日本通信SIMに戻して使いたい人

向いていない人

  • 海外で現地の電話番号が必要な人(現地の番号付きSIMも検討を)
  • 海外滞在中に電話番号でのSMS認証を頻繁に使う予定の人(主回線側の海外利用条件の確認が先です)
  • デュアルSIM・eSIMに対応していない端末を使っている人

併用するときの注意点

結論から言うと、注意したいのは「データ専用であること」「主回線の通信を止め忘れないこと」「番号やSMSに頼る場面を事前に洗い出すこと」の3点です。

海外eSIMはデータ専用なので、電話番号での音声通話とSMSは使えません。ただし、LINE・WhatsApp・Messenger・FaceTimeなどのアプリ通話はデータ通信で動くため通常どおり使えます。銀行アプリやサービスのログインなどでSMS認証が必要になる場合は、日本通信SIM側で海外でもSMSを受け取れる条件になっているかを、出発前に公式案内で確認しておいてください。この点は契約内容によって異なるため、ここでは断定できません。

また、通信速度や安定性は、現地の提携している通信事業者の回線やエリア、混雑状況によって変わります。地方や建物の中で電波が弱いときは、一度機内モードのオンオフを試すと改善することがあります。

帰国後に日本通信SIMへ戻す手順

帰国したら、モバイルデータ通信の担当を日本通信SIMに戻します。手順は出発時の逆です。

  1. iPhoneは「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信」で日本通信SIMを選ぶ。Androidは「SIM」→「モバイルデータ」で日本通信SIMを選ぶ
  2. 日本通信SIMのモバイルデータ通信がオンになっているか確認する
  3. 使い終わった海外eSIMは、回線をオフにするか、不要なら削除する
  4. Wi-Fiを切った状態でブラウザが開くか試して、日本通信SIMで通信できていることを確認する

海外eSIMをすぐ削除する必要はありません。次の渡航で同じプランを使う予定がなくても、回線をオフにしておくだけで日本通信SIMの通信には影響しません。

うまくつながらないときに見直す項目

現地で海外eSIMがつながらないときは、多くの場合、切り替えの項目がどこか1つ抜けています。次の順で見直してみてください。

  • 海外eSIMの回線がオンになっているか
  • モバイルデータ通信の担当が海外eSIMになっているか
  • 海外eSIM側のデータローミングがオンか
  • 機内モードのオンオフ、または再起動を試したか
  • プランの有効化条件(利用開始日など)を満たしているか

それでも改善しないときは、つながらないときの対処法に状況別の確認手順をまとめています。設定に関するよくある疑問はFAQでも確認できます。

まとめ:番号は残し、データは海外eSIMに任せる

日本通信SIMを主回線に残したまま海外eSIMを副回線として足せば、日本の番号を保ちながら、現地のデータ通信は容量や日数に合わせて選べます。出発前に端末の対応確認と海外eSIMの追加を済ませ、現地でモバイルデータ通信の担当を切り替え、帰国後に元へ戻す。この流れを押さえておけば、設定画面で迷う場面はかなり減らせます。

渡航先に合ったプランを探したい方は、Bloomy eSIMの比較ページから国名・データ容量・利用日数に合わせて確認できます。プラン内容や対応国は変更される場合があるため、購入前に最新の表示をご確認ください。

※本記事の内容は2026年9月時点の情報です。日本通信SIMの海外利用条件、端末の対応状況、eSIMのプラン内容は変更される場合があります。最新の内容は各公式ページでご確認ください。

よくある質問

日本通信SIMを入れたまま海外eSIMを追加しても、日本の電話番号は残りますか?
はい、主回線として日本通信SIMを残したまま副回線に海外eSIMを追加する形なら、番号はスマホの中に残ります。海外で番号での着信やSMSを受け取れるかは、日本通信SIM側の海外利用条件によるため、出発前に公式案内で確認してください。
海外eSIMを使っている間、LINEやWhatsAppの通話はできますか?
できます。海外eSIMはデータ専用ですが、LINE・WhatsApp・Messenger・FaceTimeなどのアプリ通話はデータ通信で動くため、通常どおり使えます。使えないのは電話番号での音声通話とSMSだけです。番号やSMSが必要な場合は、主回線側の条件や現地の番号付きSIMも検討してください。
帰国後、海外eSIMはすぐ削除したほうがいいですか?
すぐ削除しなくても問題ありません。モバイルデータ通信の担当を日本通信SIMに戻し、海外eSIMの回線をオフにしておけば、日本での通信に影響はありません。今後使う予定がなければ、設定画面から削除しても大丈夫です。