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海外でeSIMのデータを節約する方法|iPhone・Android設定

最終更新日:2026年8月6日(記載内容は2026年8月時点の情報です)

海外に着いて数日で、eSIMの残りデータが思ったより減っていて不安になる——旅行や出張、留学の準備をしている方からよく聞く悩みです。海外では地図を開く回数が増え、Wi-Fiが安定しない場所も多いため、普段より通信量が伸びやすくなります。結論から言うと、データを長持ちさせる近道は、アプリが裏側で行う自動通信を止めること・動画の画質を下げること・地図を出発前に保存しておくことの3つです。この記事では、iPhoneとAndroidそれぞれの設定手順と、滞在中でもすぐできる工夫を、はじめてeSIMを使う方にも分かるようにまとめます。

この記事でわかること
  • 減る原因は動画・地図・自動通信
  • 最初に止めるのは自動通信
  • 動画は画質を下げると効果が大きい
  • 地図は出発前にオフライン保存
  • 足りない時は残量確認から

まず押さえたい結論:データは「自動通信・動画・地図」で減っていく

節約には順番があります。最初に手を付けたいのは、自分では使っている実感がないまま消費される「バックグラウンドの自動通信」です。写真のクラウド同期、アプリの自動更新、メールの自動受信などは、画面を見ていない間も通信を続けます。次に効くのが動画で、画質の設定を一段下げるだけでも消費のペースは変わります。3つ目が地図で、1回あたりは大きくなくても、移動中に何度も開くと積み上がっていきます。

逆に、テキスト中心のメッセージのやりとりや、簡単な検索だけであれば消費はゆるやかです。「何を我慢するか」ではなく「どこが大きいか」を先に知っておくと、旅の楽しみを削らずに残量を持たせやすくなります。eSIMの基本的な使い方や設定の流れは、eSIMガイドの記事一覧にもまとめています。

何にどれくらい使う?用途別の傾向を知る

実際の通信量はアプリの仕様や画質設定、利用時間によって大きく変わるため、ここでは数値ではなく傾向として整理します。自分の使い方に近い行から見てみてください。

使い方 通信量の傾向 節約のポイント
動画の視聴・ライブ配信 大きい 画質を下げる/Wi-Fiで事前にダウンロード
ビデオ通話 大きめ 必要な場面以外は音声のみに切り替える
写真・動画のクラウド同期 大きい Wi-Fi接続時のみに設定する
OS・アプリの更新 大きい 滞在中はモバイル通信で行わない
地図・ナビの利用 中くらい(長時間で積み上がる) オフライン地図を保存しておく
SNSの閲覧 中くらい(動画の自動再生で増える) 自動再生をオフにする
メッセージ中心のやりとり・検索 小さい 特別な対策は不要なことが多い

なお、端末に表示される「モバイルデータ使用量」は、自分でリセットするまでの累計や他の回線の分を含むことがあり、eSIMプラン側の残量表示とぴったり一致しないことがあります。残りを判断するときはプラン側の表示を基準にすると安心です。確認の手順は海外でeSIMのデータが足りない!残量確認と追加購入の対処法で詳しく説明しています。

iPhoneでeSIMのデータを節約する設定

iPhoneは、回線ごとに通信の使い方を調整できます。以下はiOSの標準的な操作ですが、バージョンによって項目名や並び順が変わる場合があるため、見つからないときは設定内の検索を使ってみてください。

低データモードをオンにする

「設定」→「モバイル通信」→ 利用中の回線(eSIMのプラン名)→「通信のオプション」→「データモード」→「低データモード」を選びます。自動的な更新やバックグラウンドの処理が控えめになり、消費のペースをゆるやかにできます。回線ごとに設定できるので、日本の回線はそのままで、eSIM側だけ低データモードにすることもできます。

アプリごとにモバイルデータ通信をオフにする

「設定」→「モバイル通信」を下にスクロールすると、アプリの一覧が表示されます。滞在中に使わないアプリをオフにしておくと、気付かないうちの通信を減らせます。地図・メッセージ・翻訳など、現地で頼るアプリはオンのままにしておいてください。

Appのバックグラウンド更新を見直す

「設定」→「一般」→「Appのバックグラウンド更新」で、「Wi-Fi」または「オフ」を選びます。アプリを開いていない間の自動更新が止まるため、体感の使い勝手を大きく変えずに節約しやすい項目です。

写真の自動アップロードをWi-Fiのみにする

「設定」→「写真」→「モバイルデータ通信」をオフにすると、撮影した写真や動画のアップロードをWi-Fiにつながるまで待てます。旅先は写真が増えやすいので、ここは効果が出やすいポイントです。

AndroidでeSIMのデータを節約する設定

Androidはメーカーやバージョンによって画面の名称・場所が異なります。以下の項目が見当たらない場合は、設定画面の検索で「データセーバー」などのキーワードを入力すると見つけやすくなります。

データセーバーをオンにする

「設定」→「ネットワークとインターネット」→「データセーバー」をオンにすると、アプリがバックグラウンドで行う通信が抑えられます。常に通知を受け取りたいアプリは、例外として除外する設定も用意されています。

アプリ単位でバックグラウンド通信を止める

「設定」→「アプリ」→ 対象のアプリ →「モバイルデータとWi-Fi」から、バックグラウンドでのデータ利用をオフにできます。使用頻度の低いアプリから順に見直すと負担が少なく済みます。

アプリの自動更新をWi-Fi経由のみにする

Google Playの設定 →「ネットワーク設定」→「アプリの自動更新」で「Wi-Fi経由のみ」を選びます。アプリの更新は容量が大きくなりやすく、滞在中にモバイル通信で走ると残量を一気に削ることがあります。

滞在中にすぐできる節約のコツ

地図は出発前にオフライン保存しておく

滞在する都市の地図をあらかじめ端末に保存しておくと、移動のたびに地図を読み込む通信を減らせます。到着直後は通信が不安定になりやすい時間でもあるため、オフライン地図があると気持ちの面でも安心です。

動画は宿のWi-Fiでダウンロードしておく

移動中に見たい動画は、宿泊先のWi-Fiで前夜にダウンロードしておくのがおすすめです。公共のWi-Fiを使うときは、決済や個人情報の入力を避けておくと安心して使えます。

テザリングは条件を確認してから使う

パソコンやタブレットにつなぐテザリングは便利ですが、扱いや条件はプランによって異なる場合があります。使う予定がある方は、購入前にプランの案内をご確認ください。パソコンは更新データが大きくなりやすいので、つなぐ前に自動更新を止めておくと安心です。

節約でしのげる人/追加購入を検討した方がいい人

節約設定で足りるかどうかは、滞在中の使い方でおおよそ判断できます。無理に我慢を続けるより、早めに切り替えを考えたほうが結果的に落ち着いて過ごせることもあります。

節約でしのげる可能性が高い方

  • 連絡はメッセージ中心で、動画をあまり見ない
  • 宿や滞在先でWi-Fiが安定して使える
  • 地図をオフライン保存しておける短期の旅行
  • 残りの日数が少なく、あと数日を持たせたい

追加購入や別プランを検討したほうがよい方

  • 仕事の打ち合わせなどでビデオ通話を使う予定がある
  • 滞在が長く、Wi-Fiが使える場所が読めない
  • テザリングでパソコンを使う機会が多い
  • すでに残量が少なく、節約しても日数に届きそうにない

データ専用eSIMだからこそ知っておきたいこと

Bloomy eSIMは基本的にデータ通信専用です。LINE・WhatsApp・Messenger・FaceTimeなどのアプリ通話(データ通信を使う通話)は通常どおり使えます。使えないのは、電話番号での発着信(音声通話)とSMSだけです。電話番号やSMS認証が必要な方は、日本の回線を残しておくなど、別の手段もあわせてご検討ください。

知っておきたいこと

アプリ通話もデータ通信を使います。長時間の通話が続きそうなときは、ビデオではなく音声のみに切り替えると消費を抑えやすくなります。通信の速度や安定性は、現地の回線状況・エリア・混雑によって変わります。

設定や利用条件で分からない点は、よくある質問もあわせてご確認ください。

それでも残りが少なくなってきたら

節約設定を入れても残量が心もとないときは、我慢を重ねるより、まず現在の残りと残日数を確認して、追加が必要かを判断するほうが確実です。手順と考え方は海外でeSIMのデータが足りない!残量確認と追加購入の対処法にまとめています。

また、設定を変えたあとに通信がつながらなくなった場合は、節約設定でモバイルデータがオフになっていないかを最初に確認してみてください。それでも改善しないときはつながらないときの対処、eSIMの追加や設定の流れは設定ガイドが参考になります。

次の渡航に向けて容量を見直したい方は、eSIMプラン比較ページから国・地域、データ容量、利用日数に合わせてプランを探せます。実際に選べるプランや利用条件は国・地域によって異なる場合があります。

本記事の内容は2026年8月時点の情報です。OSやアプリの仕様、画面の名称は更新により変わる場合があります。プランの内容・利用条件も変更される場合がありますので、購入前に比較ページの最新の表示をご確認ください。

よくある質問

データ節約の設定にすると、地図やLINEは使えなくなりますか?
使えなくなるわけではありません。低データモードやデータセーバーは、主にアプリがバックグラウンドで行う自動通信や、画像・動画の先読みを控えめにする設定です。読み込みが少し遅く感じたり、動画の画質が下がることはありますが、地図の利用やメッセージのやりとりは通常どおり行えます。必要なアプリは例外に設定することもできます。
端末に表示される使用量と、eSIMプランの残量が違うのはなぜですか?
端末の使用量は、自分でリセットするまでの累計や、他の回線で使った分を含んで表示されることがあるためです。数字がずれて見えても、すぐに異常とは限りません。残りを判断するときはプラン側の残量表示を基準にすると安心です。確認方法は「海外でeSIMのデータが足りない!残量確認と追加購入の対処法」で説明しています。
節約しても残量が足りなくなりそうなときは、どうすればよいですか?
まず残りのデータ量と滞在日数を確認し、1日あたりどのくらい使えるかを把握してみてください。動画やテザリングの予定があると足りなくなりやすいため、早めに追加の購入や別プランの利用を検討するほうが落ち着いて過ごせます。プランの内容や条件は変わる場合があるため、購入前に最新の表示をご確認ください。