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飛行機を降りた後のスマホ設定|機内モードのまま安全に通信する手順

最終更新日:2026年8月9日

飛行機が着陸してシートベルトのサインが消えると、多くの人がまず機内モードを解除します。ただ海外では、機内モードを解除したその瞬間から端末が現地の回線を探し始め、普段どおりの感覚で使い続けてしまうことがあります。この記事では、着陸してから空港を出るまでの「操作の順番」を整理します。結論として、着陸後すぐに機内モードを解除するのではなく、機内モードをオンにしたままデータローミングをオフにし、使う回線を渡航用のeSIMへ切り替えてから機内モードを解除する流れにすると、意図しない通信を避けやすくなります。

この記事でわかること
  • 着陸後すぐ機内モードは解除しない
  • 先にデータローミングをオフにする
  • 使う回線をeSIMに切り替える
  • 最後に機内モードを解除して確認
  • つながらない時は回線選択を確認

着陸した瞬間、スマホの中では何が起きているのか

機内モードを解除すると、端末は自動的に「いま使える回線」を探して接続しようとします。日本で使っている回線のデータローミングがオンのままだと、現地の提携回線につながることがあり、そこからは普段どおりの通信が始まります。

やっかいなのは、自分で操作していなくても通信が動くことです。アプリの自動更新、写真やファイルのクラウド同期、メールの受信、地図アプリの位置情報の更新などは、画面を見ていない間にも動くことがあります。空港でスーツケースを待っている数分のあいだに、思っていたより通信が進んでいた、というのはよくある話です。

だからこそ、順番が大切になります。海外でそのまま使い続けた場合に何が起きるのか、料金の考え方や通信手段の選択肢については、海外でスマホをそのまま使うと高額請求?回避する設定と通信手段で全体像を整理しています。この記事はその中でも「到着直後の操作」に絞って手順を追いかけます。

到着後にやること:4つのステップ

先に流れだけまとめると、機内モードのまま設定を整えて、最後に機内モードを解除するのが分かりやすい順番です。順番を決めておくと、到着後の慌ただしい時間でも迷いにくくなります。

ステップ1:機内モードはオンのままにしておく

着陸してもすぐには解除せず、機内モードをオンにしたままにします。機内モードがオンの間は電話回線につながらないため、その状態で落ち着いて設定画面を開けます。周りの人が解除しているのを見ると気になりますが、数分の差で困ることはほとんどありません。

ステップ2:日本で使っている回線のデータローミングをオフにする

設定画面から、普段使っている回線(主回線)のデータローミングをオフにします。ここをオフにしておくと、機内モードを解除したあとも、その回線で海外のデータ通信が始まりにくくなります。デュアルSIMの端末では回線ごとに設定が分かれているため、どの回線の設定を触っているかを確認しながら操作すると安心です。

ステップ3:使う回線を渡航用のeSIMに切り替える

渡航前にeSIMを入れてある場合は、その回線をオンにし、モバイルデータ通信に使う回線をeSIM側へ切り替えます。機内モードがオンの状態でも、設定画面上での回線のオン・オフや切り替えは操作できます。あわせて「モバイルデータ通信の切替」のような、通信できない時に自動で別回線へ切り替わる設定がある場合は、オフにしておくと意図しない回線が使われにくくなります。

ステップ4:機内モードを解除して、通信を確認する

ここでようやく機内モードを解除します。画面上部に現地の通信事業者名が表示され、ブラウザやアプリが読み込めれば準備完了です。すぐにつながらないこともあるため、1〜2分ほど待つ、または機内モードを一度オンにしてからオフに戻すと表示が変わることがあります。

知っておきたいこと

設定項目の名前や場所は、端末のメーカー・機種・OSのバージョンによって異なります。同じ言葉が見つからない場合は、設定内の検索から「ローミング」「モバイル」などで探すと見つけやすいことがあります。

iPhoneとAndroidで操作する場所の違い

やることは同じでも、たどり着くまでの道順が少し違います。目安として次の表を参考にしてください(2026年8月時点の一般的な表記で、機種により名称が異なる場合があります)。

やりたいこと iPhoneの目安 Androidの目安
回線の一覧を開く 設定 → モバイル通信 設定 → ネットワークとインターネット → SIM
データローミングのオフ 対象の回線を選ぶ → データローミング 対象のSIMを選ぶ → ローミング
使う回線の切り替え モバイルデータ通信 → 使う回線を選ぶ モバイルデータ → 使うSIMを選ぶ
eSIMの追加 設定 → モバイル通信 → eSIMを追加 設定 → ネットワークとインターネット → SIMを追加
通信量の確認 モバイル通信の画面下部 データ使用量の画面

細かな画面の違いに迷ったときは、設定ガイドで手順を確認できます。

eSIMを使うなら、出発前に済ませておきたいこと

到着後の操作をシンプルにする一番の近道は、設定を出発前に終えておくことです。eSIMの追加にはインターネット接続が必要なため、日本のWi-Fi環境で済ませておくと、現地では「オンにするだけ」の状態にできます。

  • 端末が対応しているかを確認する対応端末の確認ページで、eSIMに対応しているか、SIMロックの状態はどうかを見ておきます。
  • 渡航先・容量・日数でプランを選ぶ:滞在日数と、地図・検索・メッセージ中心か動画も見るかで必要な容量は変わります。
  • 届いた設定リンクを1タップして追加する:Bloomy eSIMは受け取った設定リンクを1タップし、画面の案内に沿って進めるだけで追加できます。追加後は回線をオフのままにしておき、現地でオンにする流れが分かりやすいです。
  • 有効化のタイミングを確認する:プランによって開始の考え方が異なる場合があるため、購入時の案内を見ておくと安心です。

なお、Bloomy eSIMは基本的にデータ通信専用です。LINE・WhatsApp・Messenger・FaceTimeなどのアプリ通話(データ通信を使う通話)は通常どおり使えますが、電話番号での発着信(音声通話)とSMSは使えません。番号やSMSが必要な場面がある方は、日本の回線を通話・SMSだけ受けられる状態にしておく、現地SIMや番号付きのプランを検討するなど、別の手段もあわせて確認しておくと安心です。

渡航先で使えるプランを見比べたい方は、eSIM比較ページから国名・データ容量・利用日数に合わせて探せます。料金や対応条件は変わることがあるため、購入前に最新の表示をご確認ください。

到着後につながらないときに確認するところ

結論から言うと、多くは「回線の選択」か「電波を掴み直していない」ことが原因です。慌てて設定をあちこち変える前に、次の順で見ていくと戻しやすくなります。

症状 確認するところ やってみること
圏外のまま変わらない 機内モード/回線のオン・オフ 機内モードを一度オンにして10秒ほど待ち、オフに戻す
アンテナは立つが読み込めない モバイルデータ通信に使う回線 eSIM側が選ばれているかを確認する
eSIMの回線が一覧にない eSIMが追加できているか Wi-Fiにつないで追加をやり直す
ときどき途切れる 場所と時間帯 屋外や窓際で少し待つ/時間をおいて再確認
端末を再起動しても直らない プランの状態と設定内容 購入時の案内とサポート情報を確認する

通信の速度やつながりやすさは、現地の回線状況・エリア・時間帯の混雑によって変わります。空港の到着ロビーや地下は電波が届きにくいこともあるため、少し移動してから確認するのも一つの方法です。それでも解消しない場合は、つながらない時の対処ページで状況別の確認手順を見られます。

この流れが向いている人/別の手段も検討したい人

向いているのは、渡航中はデータ通信が中心という方です。地図、翻訳、検索、メッセージアプリ、写真の共有といった使い方であれば、到着後にeSIMへ切り替える流れで十分に足ります。

  • 向いている人:短期の旅行や出張で、地図・検索・アプリ通話が使えれば足りる方/はじめての渡航で、設定をできるだけ出発前に終えたい方/家族や同行者の分もまとめて準備しておきたい方
  • 別の手段もあわせて検討したい人:日本の電話番号あての着信やSMSを現地で受け取る必要がある方/銀行や各種サービスのSMS認証を渡航中に使う予定がある方/仕事で番号への電話を受ける可能性がある方

後者の場合は、データ通信はeSIM、番号あての着信は日本の回線という形で役割を分ける考え方もあります。ただし回線を待ち受け状態にしておくと、契約内容によっては海外での着信やSMSに料金がかかることがあるため、契約中の通信事業者の最新の案内を確認してから決めると安心です。

シーン別に気をつけたいこと

乗り継ぎがある場合は、経由地の空港でも機内モードを解除すると、その国の回線につながることがあります。経由地では使う予定がないなら、機内モードのままにしておくか、空港のWi-Fiを使うほうが分かりやすいです。渡航用のeSIMが経由地の国に対応しているかどうかも、購入前に見ておくと迷いません。

家族や子どものスマホは、本人が設定を触らないぶん、出発前に一緒に確認しておくと安心です。とくにデータローミングのオフと、アプリの自動更新を「Wi-Fiのときだけ」にしておく設定は、渡航前に済ませておきやすい項目です。

帰りの飛行機と帰国後も同じ考え方で、機内モードのまま日本の回線をオンに戻し、eSIM側の回線をオフにしてから解除すると、切り替えの取りこぼしが起きにくくなります。帰国後しばらくして請求内容を確認しておくと、気になる点があっても早めに問い合わせできます。

まとめ:順番を決めておけば、到着後は迷いにくい

到着直後にやることは、突き詰めると4つだけです。機内モードはそのまま、日本の回線のデータローミングをオフ、使う回線をeSIMに切り替え、最後に機内モードを解除する。この順番をメモしておくか、出発前に一度practiceしておくだけでも、現地での不安はかなり軽くなります。

設定そのものより先に、そもそも海外で通信をどう用意するかを決めておきたい方は、海外でスマホをそのまま使うと高額請求?回避する設定と通信手段から順に読むと流れがつかみやすいです。ほかの疑問はよくある質問eSIMガイドにもまとめています。

渡航先のeSIMを確認したい方は、Bloomy eSIMの比較ページから国名・データ容量・利用日数に合わせてプランを探せます。

本記事は2026年8月時点の一般的な情報をもとに整理しています。設定項目の名称や画面構成は端末・OSのバージョンにより異なり、プラン内容・対応国・利用条件は変更される場合があります。通信の速度や品質は現地の回線状況・エリア・混雑によって変わります。購入前に最新の表示および各社の公式情報をご確認ください。

FAQ

着陸したらすぐに機内モードを解除しても大丈夫ですか?
解除しても端末が壊れることはありませんが、設定を整える前に解除すると、日本の回線で現地の通信が始まってしまうことがあります。機内モードをオンにしたままデータローミングをオフにし、使う回線を渡航用のeSIMへ切り替えてから解除する順番が分かりやすく安心です。
eSIMは現地に着いてから追加できますか?
追加そのものにはインターネット接続が必要なため、日本のWi-Fi環境で済ませておくとスムーズです。現地で追加する場合は、空港などのWi-Fiにつないでから届いた設定リンクを1タップする流れになります。有効化のタイミングはプランによって異なる場合があるため、購入時の案内をご確認ください。
データ通信専用のeSIMだと、現地で電話は一切できませんか?
LINE・WhatsApp・Messenger・FaceTimeなどのアプリ通話(データ通信を使う通話)は通常どおり使えます。使えないのは電話番号での発着信(音声通話)とSMSだけです。番号あての着信やSMS認証が必要な方は、日本の回線の扱いや番号付きプランなど、別の手段もあわせてご確認ください。