開通済みなのに、まだ通信が始まっていない方に向けて、マイページに「最初に試す3つ」を表示するようにしました。現地で画面を見比べながら、数十秒でご自身で確認していただけます。
eSIMの追加自体は設定リンクを1タップするだけで終わりますが、現地に着いてから通信が始まらない場合、設定のスイッチがひとつ残っているだけ、ということが少なくありません。その最初の一歩を、マイページの中でご案内する形にしました。
今回のアップデート内容
マイページの購入済みeSIMのカードに、通信がまだ始まっていないと見られる場合だけ、小さなヒントが表示されます。書いてあるのは3つだけです。
- 「データローミング」をオンにする
- 「モバイルデータ通信」の回線を、このeSIMにする
- 機内モードを一度オンにして、すぐオフにする
1行につき1つの操作だけを短く書き、長い説明文は置いていません。画像つきの手順とサポートへのご案内は、ヒントの下に小さくまとめています。すでに通信をお使いの方には表示されません。また、端末からプロファイルを削除された方にはこの案内が当てはまらないため、その場合も表示しないようにしています。
なぜこの案内を追加したのか
「つながらない」というご相談をたどっていくと、端末の側で1か所だけ設定が残っていた、という場合が多くありました。海外に着いた直後は、慌てていて画面のどこを見ればよいのか分かりにくく、Wi-Fiが使えない場所だと調べることもできません。
設定ガイドやサポートは以前からご用意していましたが、探しに行かないと出てこない場所にありました。困っている方の目の前に、必要なときだけ、静かに出す。今回の改善はその置き場所の見直しです。
コラム:3つの手順は、それぞれ何をしているのか
言われたとおりに操作するより、意味が分かっているほうが落ち着いて確認できます。3つの手順は、それぞれ役割が違います。
1. データローミング=海外の回線につなぐためのスイッチ
ローミングとは、契約している回線以外のネットワークを借りて通信することです。海外用のeSIMは現地の提携している通信プロバイダーの電波を使うため、端末側でこのスイッチがオフのままだと、eSIMが正しく入っていても通信が始まりません。日本の回線で高額請求を避けるためにオフにしている方も多く、そのまま渡航されるケースがよくあります。オンにする対象は、あくまで購入したeSIMの回線です。
2. モバイルデータ通信の回線選択=どのSIMで通信するか
eSIMを追加した端末には、日本の回線と海外用のeSIMが同時に入っている状態になります。端末は「どちらでデータ通信をするか」を1つ選んでおり、ここが日本の回線のままだと、eSIMは待機したままになります。ここを購入したeSIMに切り替えると通信が始まります。
3. 機内モードのオン・オフ=つなぎ直し
設定を変えても、端末が古い接続情報を持ったままになっていることがあります。機内モードを一度オンにして、すぐオフにすると、端末が電波を探し直します。再起動より軽く、その場でできる方法です。
出発前と現地で、やることを分けておくと安心です
目安として、届いた設定リンクを1タップしてeSIMを追加する作業はWi-Fiのある出発前に、回線をオンにする作業は現地に着いてから、と分けておくと迷いにくくなります。ただし有効化のタイミングはプランによって異なる場合があるため、購入後にお送りするご案内もあわせてご確認ください。渡航先で使えるかどうかは、対応端末のご確認と設定ガイドで事前に見ておいていただけます。
Bloomyらしくこだわった点
いちばん時間をかけたのは、大きさと佇まいです。最初の案では説明が多く、注意書きのように見えてしまいました。そこで文章の塊をやめて1行1アクションにし、さらに枠も文字も一段小さく、淡くしました。残りデータ量やご利用中の表示より目立たないことが大切だと考えたためです。
言葉も、専門用語をそのまま出さないようにしています。表示は日本語と英語のほか、マイページでお使いいただける言語に対応しています。
今後について
今回の3つで解決しない場合の分岐(端末側の表示名の違いなど)については、引き続き調整していきます。ご案内の文言も、実際にお困りになった状況に合わせて見直していく予定です。
関連ページ
- マイページ:購入済みeSIMの状態と残量をご確認いただけます
- 設定ガイド:画像つきの追加手順(iPhone・Android)
- つながらない時の対処:3つを試しても改善しない場合
- eSIMガイド:はじめての方向けの基本的な使い方
本記事の内容は2026年8月時点のものです。表示条件や画面は今後変更される場合があります。

