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海外でau回線のままeSIMを使う手順|ローミング設定と切り替え

最終更新日:2026年8月19日

海外に着いたあと、今使っているキャリアの回線(au回線など)はそのままでいいのか、何か操作が要るのか——出発前にいちばん迷いやすいところです。結論から言うと、渡航先でeSIMを使うなら、出発前にeSIMを追加しておき、現地ではデータ通信に使う回線をeSIM側へ切り替え、契約中のキャリア回線はデータローミングをオフにしておく、この3つができていれば大丈夫です。この記事では、その具体的な手順と、意図しない海外通信を避けるための確認ポイントを順番にまとめます。

この記事でわかること
  • eSIMは出発前に追加、現地でオン
  • データはeSIM、キャリアはローミング停止
  • 電話番号の着信を残すかは選べる
  • データ専用でもLINE通話は使える
  • つながらない時は回線設定から確認

海外でキャリア回線はどうする?結論は「データローミングをオフ」

結論から言うと、海外でeSIMのデータ通信を使う場合、契約中のキャリア回線は電源ごと止めなくても問題ありません。データローミングをオフにしておくだけで足りるケースがほとんどです。データローミングは「海外の通信会社の電波を借りて、契約中の回線でデータ通信を行う」ための設定なので、ここがオフになっていれば、その回線から海外データ通信が始まることはありません。

キャリアの海外向けデータ定額サービスの中には、渡航先で海外データ通信が発生したことをきっかけに、その日の利用が始まるタイプのものもあります。使う予定がないのであれば、出発前にデータローミングをオフにしておくと安心です。適用条件・対象国・料金は各社および各プランで異なり、変更されることもあるため、最新の条件はご契約中の通信会社の公式ページでご確認ください(2026年8月時点)。

「そもそもローミングとeSIMのどちらが自分に向いているか」を滞在日数から整理したい方は、au世界データ定額とeSIMはどっちが得?日数別に比較もあわせてご覧ください。この記事では、方針が決まったあとに実際に手を動かす部分だけを扱います。

出発前にやっておきたい3つの準備

結論として、出発前の準備は「端末の対応確認」「eSIMの追加」「回線名の整理」の3つで済みます。現地の空港で慌てないよう、Wi-Fiが安定している日本国内で終わらせておくのがおすすめです。

1. 端末がeSIMに対応しているか確認する

eSIMは、対応している端末でのみ使えます。あわせて、他社で購入した端末の場合はSIMロックが解除されているかも確認しておくと安心です。機種名から確認したい方はeSIM対応端末の確認ページをご覧ください。

2. eSIMを追加しておく

Bloomy eSIMは、購入後に届いた設定リンクを1タップすると、画面の案内に沿ってeSIMが追加されます。追加した時点ではデータ通信は始まらず、現地で回線をオンにしてから使い始めるのが基本の流れです。ただし有効化のタイミングはプランによって異なる場合があるため、購入前後の案内を確認してください。手順の詳細は設定ガイドにまとめています。

3. 回線に分かりやすい名前を付けておく

iPhoneでもAndroidでも、追加した回線に「旅行用」などの名前を付けられます。現地で切り替えるときに、どちらがキャリア回線でどちらがeSIMなのかを見分けやすくなり、操作の間違いを減らせます。地味ですが、いちばん効く準備です。

iPhone・Androidでデータ通信の回線を切り替える手順

結論として、現地で触るのは「モバイルデータ通信に使う回線」と「データローミングのオン・オフ」の2か所だけです。

iPhoneの場合

  1. 「設定」→「モバイル通信」を開く
  2. 追加したeSIMの回線をタップし、「この回線をオンにする」を有効にする
  3. 「モバイルデータ通信」で、使う回線としてeSIM側を選ぶ
  4. キャリア回線を開き、「データローミング」をオフにする
  5. eSIM側は、プランの案内に沿ってデータローミングの設定を行う

Androidの場合

  1. 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」を開く
  2. 追加したeSIMの回線を選び、有効にする
  3. 「モバイルデータ」に使う回線としてeSIM側を指定する
  4. キャリア回線側の「ローミング」をオフにする
  5. eSIM側は、プランの案内に沿ってローミングの設定を行う

メニューの名称や並びは、端末のメーカーやOSのバージョンによって異なる場合があります。項目が見当たらないときは、SIMやモバイルネットワークに関する設定の中を探してみてください。

知っておきたいこと

渡航先で使うeSIM側は、案内の中で「データローミングをオンにする」と書かれていることがあります。これは現地の提携回線につなぐための設定で、契約中のキャリア回線のローミングとは別の項目です。キャリア回線側はオフのままで問題ありません。

3つの使い分けパターンを表で比べる

結論として、選択肢は「キャリアのサービスを使う」「eSIMを使う」「番号は残してデータだけeSIM」の3つです。多くの方に扱いやすいのは3番目です。

使い方 データ通信 電話番号での通話・SMS 気をつけたいこと
キャリアの海外データ定額を使う 契約中の回線のまま利用 契約内容に応じて利用可(別途料金) 1日単位で料金が積み上がるため、滞在が長いほど費用が増えやすい。対象国・条件は公式で確認
eSIMのデータ通信を使う eSIM側で利用 電話番号での発着信・SMSは利用不可(アプリ通話は利用可) 対応端末の確認と、容量・日数の見積もりが必要
番号は残してデータだけeSIM(本記事の手順) eSIM側で利用 着信できる状態を保てる 国際ローミングの着信に料金がかかる場合があるため契約内容を確認。キャリア回線のデータローミングはオフに

この使い方が向いている人・向いていない人

結論として、日本の電話番号を手放したくないけれど通信費は抑えたい、という方に向いた方法です。

向いている人

  • 数日〜数週間の旅行・出張・留学で渡航する
  • 連絡はLINEやWhatsAppが中心
  • 日本の電話番号への着信は受けられる状態にしておきたい
  • 出発前に準備を済ませて、現地では触りたくない

向いていない人・別の方法も検討したい人

  • 現地で電話番号による音声通話やSMS認証を頻繁に使う
  • 端末がeSIMに対応していない
  • 現地の銀行口座開設など、現地番号が求められる手続きを予定している

番号やSMSが欠かせない場合は、現地SIMや電話番号付きのプランもあわせて検討すると安心です。判断に迷うときはよくある質問もご覧ください。

データ専用eSIMでできること・できないこと

結論として、Bloomy eSIMは基本的にデータ通信専用です。ここは正直にお伝えしておきます。

使えないのは、電話番号での発着信(音声通話)とSMSだけです。LINE・WhatsApp・Messenger・FaceTimeなど、データ通信を使うアプリ通話は通常どおり利用できます。地図、翻訳、配車アプリ、SNS、メール、動画視聴といった日常的な使い方も、データ通信の範囲で問題なく行えます。

一方で、SMSで届く認証コードが必要な場面(一部のネット銀行やサービスのログインなど)では、日本のキャリア回線を着信できる状態にしておくか、認証アプリなど別の方法を出発前に用意しておくと安心です。

現地でつながらないときの確認順

結論として、多くは「回線がオンになっていない」「データ通信に使う回線がキャリア側のまま」のどちらかです。次の順に見ていくと切り分けやすくなります。

  1. 機内モードがオフになっているか
  2. eSIMの回線がオンになっているか
  3. モバイルデータ通信に使う回線がeSIM側になっているか
  4. eSIM側のローミング設定がプランの案内どおりか
  5. 端末を再起動する/ネットワークを手動で選び直す

それでも改善しない場合の手順はつながらないときの対処ページにまとめています。現地で焦らないよう、リンクだけでも出発前にブックマークしておくと落ち着いて対応できます。

まとめ:出発前の10分で、現地の通信は落ち着く

やることは多くありません。出発前に端末の対応を確認してeSIMを追加し、現地でデータ通信に使う回線をeSIM側へ切り替え、キャリア回線のデータローミングをオフにする。この流れを覚えておけば、意図しない海外通信を避けながら、着いてすぐに地図や連絡手段を使えます。

渡航先が決まっている方は、eSIM比較ページから国名・データ容量・利用日数に合わせてプランを探せます。滞在日数での費用の考え方はau世界データ定額とeSIMの日数別比較が参考になります。

※本記事の内容は2026年8月時点の情報をもとにしています。各通信会社のサービス条件・料金・対象国、および端末の設定画面の名称は変更される場合があります。ご契約中のサービスの詳細は各社の公式情報を、プランの内容は購入前に最新の表示をご確認ください。

FAQ

海外ではau回線の電源を切ったほうがいいですか?
結論として、電源を切る必要はありません。契約中の回線のデータローミングをオフにしておけば、その回線から海外データ通信が始まることはありません。日本の電話番号への着信を残したい場合は、回線はオンのままで問題ありません。ただし国際ローミングでの着信に料金がかかる場合があるため、契約内容は公式でご確認ください。
eSIMを入れると、今使っている電話番号は使えなくなりますか?
いいえ、番号はそのまま残ります。eSIMは既存の回線に追加する形で使えるため、キャリア回線と併用できます。ただしBloomy eSIMは基本データ通信専用です。電話番号での発着信とSMSはeSIM側では使えませんが、LINEやWhatsAppなどのアプリ通話はデータ通信で通常どおり利用できます。
出発前にeSIMを入れると、日本にいる間に利用日数が減りますか?
多くの場合、インストールした時点では利用は始まらず、現地で回線をオンにしてから開始する流れです。ただし有効化のタイミングはプランによって異なるため、購入前後の案内を確認してください。不安な場合は、インストールだけ済ませて回線のオンは現地到着後にすると安心です。