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Androidで日本の番号を残したまま海外eSIMを使う設定手順

最終更新日:2026年8月12日

海外用のeSIMをAndroidに入れるとき、「日本の電話番号はどうなるの?」「日本のSIMは抜いたほうがいいの?」と迷う方は多いです。結論から言うと、eSIMに対応したAndroid端末であれば、日本のSIMを入れたまま海外eSIMを追加し、データ通信だけを海外eSIM側に切り替えて使えます。この記事では、日本の番号を残したまま海外eSIMを使うための考え方と、出発前・現地到着後にそれぞれ何をすればよいか、そして切り替えがうまくいかないときの確認ポイントを、はじめての方向けに整理します。

この記事でわかること
  • 日本のSIMは抜かずに残せます
  • データ通信だけ海外eSIMに切り替える
  • 日本側はデータとローミングをオフ
  • データ専用でもアプリ通話は使えます
  • 切り替えは現地到着後で間に合います

なぜ日本の番号を残したまま海外eSIMが使えるのか

多くのAndroid端末は、2つの回線を同時に登録して使い分けられるためです。具体的には「物理SIM+eSIM」または「eSIM+eSIM」の組み合わせで回線を登録し、通話・SMSに使う回線データ通信に使う回線をそれぞれ別に指定できます。この仕組みを使うと、日本の番号は待受のまま残しつつ、インターネット通信だけを海外eSIMに任せる、という形が作れます。

ただし、2回線を同時に待受できるかどうか、どの組み合わせが使えるかは機種やAndroidのバージョンによって異なります。購入前に、お使いの端末がeSIMに対応しているかをeSIM対応端末の確認ページでチェックしておくと安心です。

「番号が残る」=「そのまま無料で使える」ではありません

海外で日本の番号の着信やSMSを受け取るには、通常その回線の国際ローミングを有効にする必要があり、契約内容によっては料金が発生する場合があります。料金や対象国、申し込みの要否は契約している通信会社によって異なるため、渡航前に各社の公式案内でご確認ください。
なお、日本側のローミングをオフにした場合は、その回線での通話・SMSの受信はできなくなります(番号の契約そのものがなくなるわけではありません)。

設定の前に確認したい3つのこと

先に確認しておくと、現地で慌てずに済みます。

  • 端末がeSIMに対応しているか:対応していない端末では、そもそもeSIMを追加できません。
  • SIMロックが解除されているか:ロックがかかった状態だと、他社の回線を追加できないことがあります。中古で購入した端末や古い端末は、購入元・契約先で状態を確認してください。
  • Bloomyのプランはデータ通信専用であること:電話番号での発着信(音声通話)とSMSには対応していません。
知っておきたいこと

Bloomy eSIMはデータ通信専用です。使えないのは電話番号での発着信(音声通話)とSMSだけで、LINE・WhatsApp・Messenger・FaceTimeなどのアプリ通話(データ通信を使う通話)は通常どおり利用できます。番号での通話やSMS認証が必要な場面がある方は、日本のSIMのローミング条件や現地SIM、番号付きプランもあわせてご確認ください。

日本の番号を残したまま海外eSIMを使う手順

やることは大きく2段階です。出発前に「追加」まで済ませ、現地で「切り替え」だけ行うと、いちばん迷いにくくなります。

出発前:通信が安定した場所でeSIMを追加する

  1. 自宅のWi-Fiなど、通信が安定した場所で端末を用意します。
  2. 届いた設定リンクを1タップし、画面の案内に沿って回線を追加します。読み取り作業は不要です。
  3. 追加した回線に「Bloomy」「旅行用」など、自分で分かる名前を付けておきます。日本のSIMと見分けやすくなります。
  4. 追加した直後は、データ通信の既定を日本のSIMのままにしておきます(現地で切り替えます)。

画面の流れをひとつずつ見ながら進めたい方は、AndroidのeSIM設定手順を初心者向けにやさしく解説もあわせてご覧ください。この記事では、そのうえで「日本の番号をどう扱うか」に絞って補足しています。

現地到着後:データ通信を海外eSIMに切り替える

  1. 到着後、機内モードを一度オフにします。
  2. 設定画面で、追加した海外eSIMの回線をオンにします。
  3. モバイルデータ(データ通信に使うSIM)の指定を、海外eSIM側に変更します。
  4. 日本のSIM側はデータ通信をオフにし、必要がなければデータローミングもオフにします。意図しない通信を避けやすくなります。
  5. 通信が始まらないときは、機内モードのオン・オフや端末の再起動を試します。

設定項目の名称は端末によって「SIM」「SIMカードマネージャー」「モバイルネットワーク」「ネットワークとインターネット」など異なります。同じ意味の項目を探す、という感覚で見ていくと迷いにくいです。

設定の早見表(どちらの回線を、どう設定するか)

迷いやすいのは「どっちの回線をオンにするか」です。基本形は次のとおりです。

設定項目 日本のSIM 海外eSIM(Bloomy) ひとこと
回線のオン/オフ オン(番号を待受したい場合) オン 両方オンにできるかは機種によります
モバイルデータ(データ通信) オフ オン(既定に指定) ここが切り替えの中心です
データローミング 基本はオフ 案内に沿って設定 日本側は契約先の条件を要確認
通話・SMSの既定 日本のSIM 対象外(データ専用) アプリ通話はデータ側で利用できます
APN 変更不要 通常は自動 自動で入らない場合のみ案内に沿って設定

この使い方が向いている人・向いていない人

先に向き不向きを知っておくと、余計な出費や現地での戸惑いを減らせます。

向いている人

  • 日本の番号あての着信やSMSを、渡航中も受け取れる状態にしておきたい方
  • 連絡はLINEなどのアプリ中心で、必要なのは主にデータ通信という方
  • 短期の旅行・出張で、帰国後もそのまま日本のSIMを使い続ける方
  • 現地でSIMカードを差し替える作業を避けたい方

向いていないことがある人

  • 2回線の同時待受に対応していない端末をお使いの方(同時に使えない組み合わせがあります)
  • 現地の電話番号での発着信が必要な方(配車・レストラン予約・現地手続きなど)。この場合は現地SIMや番号付きプランの確認をおすすめします
  • 会社支給の端末などで、回線の追加や設定変更に制限がかかっている方

うまく切り替わらないときの確認ポイント

多くの場合、原因は「回線がオンになっていない」か「データ通信の既定が日本のSIMのまま」のどちらかです。次の順番で確認すると切り分けやすくなります。

  1. 海外eSIMの回線がオンになっているか
  2. モバイルデータの既定が海外eSIM側になっているか
  3. 機内モードのオン・オフ、端末の再起動を試したか
  4. 有効化のタイミングが合っているか(プランによって開始条件が異なる場合があるため、購入時の案内をご確認ください)
  5. APNが自動で設定されているか

それでも改善しないときは、つながらないときの対処ページで状況別の確認手順をご案内しています。設定や購入前後の疑問はよくある質問もあわせてご覧ください。

渡航先に合わせてプランを選ぶ

日本の番号を残す使い方では、海外eSIMに求めるのは基本的に「データ通信の量と日数」だけになります。地図・翻訳・調べもの中心なら控えめな容量から、動画やテザリングも使うなら余裕のある容量からと、旅の過ごし方に合わせて選ぶと無理がありません。eSIM比較ページでは、国・地域名、データ容量、利用日数から絞り込んで探せます。選べるプランや利用条件は国・地域によって異なる場合があるため、購入前に最新の表示をご確認ください。

※本記事は2026年8月時点の情報をもとにしています。Androidの設定項目の名称や画面は端末・OSバージョンによって異なります。また、プラン内容・利用条件・対応端末は変更される場合がありますので、購入前に最新の表示および各通信会社の公式案内をご確認ください。

FAQ

海外eSIMを追加すると、日本の電話番号は使えなくなりますか?
いいえ、日本のSIMを残したまま海外eSIMを追加でき、番号はそのままです。ただし海外で着信やSMSを受け取るには通常その回線の国際ローミングが必要で、料金や対象条件は契約している通信会社によって異なります。渡航前に各社の公式案内でご確認ください。
Bloomyの海外eSIMで通話はできますか?
Bloomyはデータ通信専用のため、電話番号での発着信(音声通話)とSMSは利用できません。一方で、LINE・WhatsApp・Messenger・FaceTimeなどのアプリ通話(データ通信を使う通話)は通常どおり使えます。番号での通話が必要な場合は、日本のSIMのローミング条件や現地SIMもあわせてご確認ください。
設定は出発前と現地、どちらでするのがよいですか?
追加(インストール)は、通信が安定している出発前に済ませておくと安心です。現地では到着後にデータ通信の回線を海外eSIMへ切り替えるだけになります。ただし有効化のタイミングはプランによって異なる場合があるため、購入時の案内をご確認ください。
データ通信を切り替えたのに、つながりません。
まず海外eSIMの回線がオンになっているか、モバイルデータの既定がその回線になっているかを確認し、機内モードのオン・オフや端末の再起動を試してください。それでも改善しない場合は、データローミングの設定やAPNが自動で入っているかを確認します。手順はつながらないときの対処ページでもご案内しています。