eSIMは便利な一方で、物理SIMとは勝手が違う場面があります。知らずに買うと「現地で困った」につながるのは、主に端末の対応・機種変更・電話番号とSMS・トラブル時の動き方の4つです。先に弱点を知っておけば、避けられる失敗がほとんどです。
- eSIMの主なデメリット7つ
- 電話番号とSMSの扱い
- 機種変更や紛失時の注意
- eSIMが向く人と向かない人
eSIMとは何か
eSIMは、スマホに内蔵されたチップに通信の契約情報を書き込んで使う仕組みです。小さなSIMカードを抜き差しする必要がなく、海外では出発前に設定を済ませておけます。現地で空港のSIMカウンターに並ぶ手間も省けるのが利点です。
ただし、便利さの裏に向き不向きがあります。ここからデメリットを順に見ていく流れです。
eSIMの主なデメリット7つ
1. 対応していないスマホでは使えない
eSIMを使うには、端末がeSIMに対応している必要があります。さらに、海外のeSIMを入れられないことがあるのが、キャリアのSIMロックがかかったままの端末です。古い機種や一部の海外モデルでは非対応の場合もあるため、購入前の確認が欠かせません。
端末の対応状況は対応端末チェックで確認できます。
2. 設定にはネット接続が必要
eSIMの設定に必要なのは、通信できる環境です。出発前の自宅や空港のWi-Fiで済ませるのが基本です。現地に着いてからWi-Fiが見つからない状態だと、設定自体ができず慌てることになります。
Bloomyでは届いた設定リンクを1タップして画面の案内に沿って追加し、現地で回線をオンにする流れです。流れは設定ガイドにまとめています。
3. 機種変更や端末の故障時に手間がかかる
物理SIMなら、カードを新しいスマホに差し替えるだけで済みました。eSIMは端末に書き込む形なので、機種変更のたびに移行の手続きが必要です。海外eSIMの場合、同じものを別の端末に入れ直せるかはプランによって異なります。
旅行中にスマホが壊れたり交換になったりする可能性があるなら、購入前に再設定の可否を確認しておくと安心です。
4. データ専用が多く電話番号とSMSは使えない
海外旅行向けのeSIMは、データ通信専用のものが中心になっています。Bloomyも基本はデータ通信専用で、電話番号での発着信(音声通話)とSMSは使えません。
一方で、LINE・WhatsApp・Messenger・FaceTimeなど、データ通信を使うアプリ通話は通常どおり使えます。使えないのは電話番号での通話とSMSだけです。
注意したいのはSMS認証で、銀行やサービスのログインで認証コードが日本の番号に届く場合、データ専用eSIMでは受け取れません。日本の番号を残したSIMを別に用意するなど、出発前の準備が必要です。詳しくは電話番号・SMSのガイドで整理しています。
5. 通信の速さは現地の回線に左右される
eSIMに変えたからといって、通信が速くなるわけではありません。速度は現地の提携回線やエリア、時間帯の混雑で変わり、地方や山間部では電波が弱くなることもあります。
つながらないときの見直し方はつながらない時の対処にまとめています。
6. 容量を使い切ると追加が必要になる
使い切ると通信できなくなったり速度が落ちたりするのが、容量が決まったプランです。地図・動画・テザリングを多く使う人は、思ったより早く減ります。逆に、使わない分が無駄になるのは、大きすぎる容量を選んだ場合です。
無制限と書かれたプランでも、公平利用のルールやテザリングの条件が設けられている場合があります。購入前に最新の条件を見るのが確実です。
7. 紛失や盗難では端末ごと影響を受ける
eSIMは端末の中にあるため、物理SIMのように抜いて保管することができません。スマホを紛失すると通信手段も同時に失いますが、出発前に「iPhoneを探す」などの端末捜索機能と画面ロックを設定しておくと、被害を抑えられます。
デメリットを物理SIMと比べる
| 項目 | eSIM | 物理SIM |
|---|---|---|
| 端末の対応 | 対応機種のみ | ほとんどの機種で可 |
| 受け取り・設定 | オンラインで完結 | カードの受け取りと差し替えが必要 |
| 機種変更 | 再設定が必要 | 差し替えで済む |
| 紛失時 | 端末ごと影響 | SIMだけ抜いて使える |
| 番号・SMS | データ専用が多い | 番号付きも選べる |
デメリットがあってもeSIMが向いている人
次の人にはeSIMが合いやすいです。
- 対応端末を持っていて、SIMロックも解除されている
- 出発前に自宅のWi-Fiで設定を済ませられる
- 連絡はLINEやWhatsAppなどのアプリが中心
- 空港でSIMカードを受け取る時間を省きたい
eSIMが向かない人
次に当てはまる場合は、eSIM以外の手段も検討してください。
- 端末が非対応、またはSIMロックを解除できない
- 海外で電話番号での通話やSMS受信が欠かせない
- 出発前も現地でもWi-Fi環境が使えず、設定できない
番号が必要な場合は、番号付きのSIMや現地SIMなどの別手段を併用すると安心です。
購入前に確認しておきたいこと
失敗を減らす近道は、買う前に4点を見ることです。
- 端末がeSIM対応で、SIMロックが解除されているか
- 渡航先の国・地域に対応しているか
- 必要なデータ容量と利用日数は足りるか
- 電話番号やSMSが必要な場面がないか
渡航先に合うプランは、eSIM比較ページで国名・容量・日数から探せます。選べるプランや条件は国・地域によって異なるため、購入前に最新の表示を確認してください。選び方の基本はeSIMガイドでも読めます。
次にやること
まず、自分のスマホがeSIMに対応しているかを確認します。対応していれば、渡航先と日数に合うプランを比較して選びます。番号やSMSが必要な場面があるなら、その手段を先に決めておくと現地で迷いません。ほかにも不安な点はよくある質問にまとめています。
FAQ
eSIMの一番大きなデメリットは何ですか?
データ専用eSIMだと電話は一切できませんか?
機種変更したら海外eSIMは引き継げますか?
eSIM guides for popular destinations
- eSIM guide for South Korea (prices, networks, setup)
- eSIM guide for Thailand (prices, networks, setup)
- eSIM guide for United States (prices, networks, setup)
- eSIM guide for Australia (prices, networks, setup)
- eSIM guide for Canada (prices, networks, setup)

