最終更新日:2026年7月
海外に着いた瞬間、スマホがつながらないと一気に不安になりますよね。預けた荷物を待つあいだに地図も配車アプリも開かない、家族に到着連絡もできない——そんな場面ほど焦ってしまうものです。でも安心してください。現地でeSIMがつながらないときは、①機内モードを入れ直す ②データローミングをオンにする ③データ通信に使う回線をeSIM側にする——この3点を順に確認すれば、多くのケースはその場で解決できます。つながらない原因の大半は端末の故障ではなく、「データローミングがオフ」「データ通信に使う回線の選択ミス」「有効化(アクティベート)のタイミング」「電波の弱い場所」のどれかに当てはまる、設定や電波環境による一時的なものだからです。
そもそもeSIM(イーシム)とは、スマートフォン本体に内蔵されたチップへ通信プランの情報を書き込んで使う、カードの差し替えが不要なSIMのことです。物理カードがないぶん扱いはシンプルですが、海外で使うときに見るべき設定項目が日本での使い方と少し違うため、初めての海外利用でつまずく方が多いのです。この記事では、iPhone・Androidそれぞれで上から順に試せる手順を、はじめての方にも分かるようにまとめました。海外赴任・留学・一時帰国など、現地で初めてeSIMを触る方ほど、出発前にこの流れを一度読んでおくと安心です。スマホ操作に苦手意識があっても大丈夫——専門知識は要りません。設定画面のどこを見ればよいかさえ分かれば、ほとんどの「つながらない」は自分で立て直せます。
- つながらない時に最初に試す3ステップ
- iPhone・Androidの順を追った確認手順
- 「アンテナは立つのに開かない」原因
- SMS認証が届かない理由と備え方
- 渡航前にできる予防と最終チェック
つながらない時にまず試す3ステップ(最短チェック)
結論から言うと、現地で通信できないときに最初に見るのは次の3点です。いずれも設定を壊す操作ではなく、もとに戻すのも簡単なので、上から順に試してください。スマホ操作に自信がない方でも、この順番だけたどれば大丈夫です。
- 機内モードを一度オン→数秒待ってオフ:電波をつかみ直せます。端末の再起動も同じくらい有効です。これだけで表示が圏外から戻ることはよくあります。
- データローミングがオンになっているか:海外用eSIMはローミング扱いで通信するため、オフだとつながりません。日本で使うときはオフにしている人が多く、海外で最初につまずきやすい項目です。
- データ通信に使う回線がeSIM側になっているか:日本のSIMとeSIMを両方入れている場合、データ回線の割り当てがずれていると通信できません。
この3つで改善しないときは、端末別の詳しい手順(後述)へ進みます。「何から見ればよいか分からない」という不安が一番つらいので、まずはこの順番だけ覚えておくと現地で落ち着けます。時間に余裕があれば、出発前にこの3ステップが設定画面のどこにあるかを一度開いておくと、現地での操作がぐっと楽になります。実際、空港の到着ロビーでこの3点だけ確認すれば回復した、という方も少なくありません。基本の流れはeSIMの設定方法でも確認できます。
なぜ「つながらない」が起きるのか(原因の整理)
結論としては、「つながらない」の多くは故障ではなく設定の組み合わせが原因です。背景を知っておくと、現地でも落ち着いて対処できます。
海外用eSIMは「ローミング」で通信する
海外用eSIMは仕組みのうえで「日本国内のSIMとは少し違う使い方」を前提にしています。海外で通信するときは、提携している通信プロバイダーの回線をローミング(相手国の回線を借りる形)でつかみにいくため、端末側で「ローミングを許可する」設定が必要になることがほとんどです。日本ではローミングをオフのまま使う人が多いので、海外で初めてここにつまずく、というのがよくある流れです。言い換えると、つまずく場所はほぼ決まっているので、知っていれば事前に備えられます。
また、多くの人は日本のSIMを残したまま海外用eSIMを追加する「2回線(デュアルSIM)」の状態で使います。このとき「電話・SMSはどの回線」「データ通信はどの回線」という割り当てが端末ごとに決まっており、データ通信が日本のSIM側のままだと、eSIMを入れていても海外でうまく通信できなかったり、意図せず高額になったりします。つまり「つながらない」の正体は端末の故障ではなく設定の組み合わせであることが大半です。原因の見当がつけば、直すべき場所も自然と分かります。
もう一つ知っておくと安心なのが、到着直後は回線をつかむまで少し時間がかかることがある点です。飛行機を降りた直後や、地下から地上へ移動した直後などは、端末が現地回線を探している最中で一時的に圏外に見えることがあります。数分待つ、もしくは機内モードを入れ直すだけで表示が戻ることも珍しくありません。「着いてすぐつながらない=失敗」ではなく、回線をつかむまでの自然な待ち時間がある、と知っておくだけでも気持ちが落ち着きます。慌てて設定をあれこれ変えるより、まずひと呼吸おいて様子を見るのがコツです。
症状から原因を探す(早見表)
原因が分かると、どこを直せばよいか見当がつきます。代表的なものを表にまとめました。今の症状に近い行から確認してみてください。
| 症状・状況 | よくある原因 | 主な対処 |
|---|---|---|
| 圏外・アンテナが立たない | 機内モード/電波の弱い場所/回線をつかみ直していない | 機内モードのオンオフ・再起動・窓際や屋外へ移動 |
| アンテナは立つがネットに繋がらない | データローミングがオフ/データ回線の選択ミス | データローミングをオン・データ回線をeSIMに変更 |
| 到着前は使えたのに現地で不通 | 有効化(アクティベート)のタイミング/利用開始日前 | プランの開始条件・利用期間を確認 |
| SMS認証コードが届かない | データ専用eSIMには電話番号・SMSがない | 別の番号や受信手段を用意(後述) |
| 速度が極端に遅い | 現地回線の混雑/エリア/プランの利用条件 | 時間や場所を変える・プラン条件を確認 |
| 機種で設定名が見つからない | OS・メーカーによる名称差/対応端末でない | 近い名称の項目を探す・対応端末を確認 |
| 残量が急に減った・使えなくなった | 利用期間の終了/容量の使い切り/バックグラウンド通信 | マイページで残量・期限を確認・不要な通信を止める |
※対応端末や利用条件は機種・プランによって異なります。詳しくはeSIM対応端末の確認もご覧ください。表はあくまで代表例です。当てはまる行が複数あるときは、上から順に対処すると切り分けがしやすくなります。原因が一つとは限らず、たとえば「ローミングがオフ」と「データ回線の取り違え」が重なっていることもあるので、一つ直すごとに通信が回復したか確認していくのが近道です。
iPhoneでつながらない時の手順
上から順に確認してください。途中でつながったら、それ以降の手順は不要です。設定項目の名称は、iOSのバージョンによって少し表記が異なる場合があります(本記事は2026年7月時点)。慌てて複数の設定を同時に変えると、どれが効いたのか分からなくなるので、一手ずつ試すのがコツです。
1. データローミングをオンにする
「設定」→「モバイル通信(またはモバイルデータ通信)」→該当のeSIM(プラン名)を選び、「データローミング」をオンにします。海外用eSIMはローミングで通信するため、ここがオフだと使えません。最初に確認したい、もっとも多いつまずきどころです。
2. データ通信に使う回線を選ぶ
「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信」で、海外用eSIMが選ばれているか確認します。日本のSIMが選ばれていると、海外で高額になったり通信できないことがあります。あわせて「モバイルデータ通信の切替を許可」のような項目があればオフにしておくと、日本のSIM側で意図しない通信が起きにくくなります。
3. 回線をオンにし、機内モードでリフレッシュ
該当の回線(eSIM)が「オン(この回線をオンにする)」になっているか確認し、機内モードを一度オン→オフにして電波をつかみ直します。改善しなければ端末を再起動します。空港から市街地へ移動した直後など、エリアが切り替わる場面でも有効です。
4. ネットワーク選択を自動に戻す
「設定」→「モバイル通信」→該当回線→「ネットワーク選択」を自動にします。手動になっていると正しい回線をつかめないことがあります。自動でしばらく待っても圏外のままなら、一度手動で表示される回線一覧から選び直すと改善する場合もあります。選び直すときは、案内されている現地の通信事業者名に近いものを選ぶと安心です。
5. 設定が見当たらないとき
項目名が見つからないときは、iOSの「設定」上部の検索窓に「ローミング」「モバイル通信」と入力すると該当画面に早くたどり着けます。それでも該当のeSIMが一覧に出てこない場合は、eSIM自体が正しく追加されていない可能性があるため、購入時の案内に沿って再インストールを検討します(後述の最終チェックを参照)。
Androidでつながらない時の手順
メーカーや機種で名称が少し異なりますが、考え方はiPhoneと同じです。見つからないときは設定内の検索で「ローミング」「SIM」などと入力すると早く見つかります。Galaxy・Pixel・Xperiaなど機種ごとにメニュー名が違うため、完全一致でなく「近い名前」を探す感覚で大丈�夫です。iPhoneとAndroidで確認する場所の対応を先に整理しておきます。
| 確認したい項目 | iPhoneでの主な場所 | Androidでの主な場所(機種により名称差あり) |
|---|---|---|
| データローミング | 設定→モバイル通信→該当回線→データローミング | 設定→ネットワークとインターネット→SIM→ローミング |
| データ通信に使う回線 | 設定→モバイル通信→モバイルデータ通信 | SIM設定内の「モバイルデータ」の割り当て |
| 回線のオン・オフ | 該当回線→この回線をオンにする | 該当SIMの「SIMを使用」などのスイッチ |
| ネットワーク選択 | 該当回線→ネットワーク選択(自動) | モバイルネットワーク内の「ネットワークを自動的に選択」 |
1. データローミングをオンにする
「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」または「モバイルネットワーク」→該当のeSIMを選び、「ローミング(データローミング)」をオンにします。
2. 使用するデータSIMを切り替える
複数のSIM/eSIMがある場合、「モバイルデータ」に使う回線を海外用eSIMに切り替えます。通話・SMSの割り当てとデータの割り当ては別々に設定できる機種が多いので、データ側だけをeSIMにしておくと分かりやすいです。
3. 回線の有効化と再起動
該当eSIMが有効(オン)になっているか確認し、機内モードのオンオフ、または端末の再起動を試します。eSIMを追加した直後は、一度再起動すると回線を正しく認識しやすくなります。
4. APN(アクセスポイント)を確認する
多くのeSIMはAPNが自動設定されますが、まれに手動入力が必要な場合があります。プランの案内にAPN情報があるときは、その値を「アクセスポイント名(APN)」に登録してください。不明な場合は自動のままで構いません。むやみに変更すると逆につながらなくなることがあるため、案内に明記がない限りはさわらないのが安全です。
「アンテナは立つのにネットが使えない」時
電波(アンテナ表示)はあるのにWebが開かない場合、結論としては原因は通信の中身(設定や利用条件)にあります。端末をリセットする前に、次を落ち着いて確認しましょう。アンテナが立っている時点で「電波はつかめている」ので、あとは通信を通す設定が一つどこかでせき止めているだけ、というケースがほとんどです。
- データローミングが本当にオンか(最も多い原因です)
- データ回線がeSIM側か(主回線/副回線の取り違え)
- 低データモード・省データ・通信制限アプリが動いていないか
- 利用開始日・利用期間内か(開始前・期限切れだと通信できません)
- VPNやセキュリティアプリが通信を遮っていないか(一時的にオフにして確認)
有効化のタイミングはプランによって異なります。出発前にインストールだけ済ませ、現地到着後に通信が始まる流れが一般的ですが、購入時の案内を確認してください。設定の流れはeSIM設定ガイドで確認できます。「アンテナは立つのに開かない」ときほど、端末をリセットするより先に上のチェックを落ち着いて見直すのが近道です。一つずつオン・オフを切り替えて、どの設定が影響しているかを切り分けていくと、原因にたどり着きやすくなります。詳しい対処はつながらない時の対処ガイドもあわせてご覧ください。
SMS認証コードが届かない時の考え方
ここは誤解が多いポイントなので、先に結論を整理します。BloomyのeSIMは基本的にデータ通信専用で、電話番号での発着信(音声通話)やSMSの送受信には対応していません。そのため、銀行やSNSのSMS認証コードは、このeSIMでは受け取れません。一方で、LINE・WhatsApp・Messenger・FaceTimeなどのアプリ通話(データ通信を使う通話)は通常どおり使えます。使えないのは「電話番号での発着信(音声通話)」と「SMS」だけ、と整理しておくと混乱しません。これは不具合ではなく、データ専用eSIMという仕組み上の前提です。「通話が一切できない」のではなく、普段LINEなどで連絡を取り合っている相手とは問題なくやり取りできる、と考えると分かりやすいです。
データ専用eSIMで使えないのは「電話番号での発着信(音声通話)」と「SMS」だけです。LINEやWhatsAppなどデータ通信を使うアプリ通話・メッセージは、通信ができていれば通常どおり利用できます。「すべての通話ができない」わけではありません。
電話番号・SMS・音声通話が必要な方は、次のような別手段もあわせて準備すると安心です。
- 日本の番号を維持したまま使えるよう、出発前に設定(必要なら番号維持の手続き)を確認する
- 番号付きの現地SIMや、番号付きプランを別途用意する
- LINEやWhatsAppなどのアプリ通話・メッセージを使う(データ通信が使える環境で利用できます)
データ専用eSIMのままで困らない人
- 連絡がLINE・WhatsAppなどのアプリ中心で、電話番号での発着信をほぼ使わない人
- 地図・検索・SNS・配車アプリなど、データ通信が主な用途の人
- 日本の番号は日本のSIM側で残しつつ、海外のデータ通信だけを足したい人
別の手段もあわせて検討したい人
- 現地の電話番号での発着信が必要な人(番号付きの現地SIMやプランの確認を)
- 滞在中に銀行・証券などのSMS認証が避けられない人(出発前に認証アプリ等への切り替えを確認)
- 仕事などで電話番号あての着信を逃せない人(日本のSIMの海外受信条件をキャリアで確認)
とくに渡航前に銀行・証券などのSMS認証が必要になりそうな方は、出発前に認証手段を別途確保しておくのがおすすめです。海外に着いてからでは手続きが難しくなることもあるため、認証アプリ(ワンタイムパスワード)への切り替えなど、SMS以外の方法が選べるかも日本にいるうちに確認しておくと安心です。番号・SMSの扱いは事前準備が大切なテーマなので、詳しくは電話番号・SMSに関するガイドも参考にしてください。なお、銀行・証券などの本人確認・認証は変わりうる重要な手続きのため、最終的な可否や方法は各サービスの公式案内でご確認ください(最新は公式でご確認ください)。
速度が遅い・不安定な時に試すこと
通信はできるが遅い場合、結論としては端末より「環境」が原因のことが多いです。次の順に試してみてください。どれも数十秒で試せて、もとに戻すのも簡単な操作ばかりです。
- 場所を変える:地下・建物の奥・人が多い場所は電波が弱くなりがちです。窓際や屋外で改善することがあります。
- 時間をずらす:夜間や観光地のピーク時は現地回線が混雑し、速度が落ちることがあります。
- 使っていないアプリの通信を止める:バックグラウンド更新や動画の自動再生が帯域を使っていることがあります。
- 機内モードや再起動で回線をつかみ直す:長時間同じ場所にいると、弱い電波をつかんだままになっていることがあります。一度入れ直すと近くの安定した回線へ切り替わることがあります。
- 無制限プランの条件を確認:無制限プランでも、公平利用ポリシーや一定利用後の速度制限、テザリング可否などの条件が設定される場合があります。「常に制限なく高速で使える」とは限らない点はあらかじめ理解しておくと安心です。最新の条件は購入前にご確認ください。
通信速度は、現地の回線・エリア・時間帯の混雑状況によって変動します。同じプラン・同じ端末でも、場所や時間で体感が変わるのは自然なことです。速度や容量で迷ったら、プラン比較ページで国・データ容量・利用日数から選び直すこともできます。長期滞在などでデータ量を気にせず使いたい方は無制限eSIMを、無制限プランの考え方や注意点は無制限eSIMのガイドもあわせて参考になります。
デュアルSIM(2回線)で気をつけたいこと
日本のSIMを残したまま海外用eSIMを足す「デュアルSIM」は便利ですが、設定がほんの少し複雑になります。結論を先に言うと、海外で安心して使うコツは「データ通信はeSIM側」「日本のSIMのローミングはオフ」の2つを押さえることです。この2点さえ整えておけば、つながらないトラブルも、意図しない高額請求も大きく避けられます。
日本のSIMをオフにしてしまう必要はありません。電話番号での着信やSMSを日本のSIMで受けたい場合は、回線自体はオンのままにしつつ、その回線のデータローミングだけをオフにしておくと、海外でデータ通信が日本のSIM側に流れて課金される心配が減ります。ただし、日本のSIMで海外受信する際の扱いは契約しているキャリアによって異なるため、料金や条件は出発前にご利用中のキャリアの案内でご確認ください。eSIMはあくまでデータ通信を担う回線、と役割を分けて考えると、設定で迷いにくくなります。
なお、iPhoneでは2回線に「主回線」「副回線」などのラベルが付き、Androidでも「SIM 1」「SIM 2」のように一覧に並びます。どちらが日本のSIMでどちらが海外用eSIMかを見分けやすいよう、追加時にeSIM側へ「旅行用」「出張用」など分かりやすい名前を付けておくと、現地での切り替え操作で迷いにくくなります。どの回線に何を割り当てるかは、iPhone・Androidとも「モバイル通信/SIM」の設定画面から個別に変更できます。
渡航前にしておくと「つながらない」を防げる準備
現地でのトラブルは、出発前のちょっとした準備で大きく減らせます。はじめての方ほど効果が大きいポイントを整理します。「現地で初めて触る」状態を避けるのが、つながらないトラブルを防ぐいちばんの近道です。
- 出発前にeSIMのインストールまで済ませる:Bloomyでは届いた設定リンクを1タップするだけで追加でき、QRコードの読み取りは不要です。Wi-Fiのある安定した環境で済ませておくと、現地では「回線をオンにするだけ」になり安心です。
- 設定の案内メールを保存しておく:再設定が必要になったときに備え、設定リンクや案内メールを残しておきましょう。
- 対応端末・SIMロックを確認する:eSIM非対応やSIMロック中の端末では使えません。事前の確認が確実です。
- 利用開始日と利用期間を把握する:プランによって有効化のタイミングが異なります。いつから使えるかを知っておくと、到着直後の不安が減ります。
- オフラインでも使える備えをしておく:地図アプリのオフライン保存や、宿泊先住所のメモ・スクリーンショットを用意しておくと、万一つながるまでに時間がかかっても落ち着いて移動できます。
- 到着後の最初の一手を決めておく:「空港に着いたら機内モードをオフ→数分待つ→つながらなければこの記事の3ステップ」と流れを決めておくと、現地で迷いません。
こうした準備は難しいものではなく、出発前に10分ほど確認しておくだけで十分です。日本のSIMをそのまま残す場合は、データ通信だけをeSIM側に寄せ、日本のSIMのローミングはオフにしておくと、意図しない高額請求も避けやすくなります。あわせて、多くの空港には無料Wi-Fiがあるので、「どうしても通信が立ち上がらないときは空港のWi-Fiにつなぎ、保存しておいた案内メールを開いて設定を見直す」という逃げ道を覚えておくと、現地での安心感がまったく違います。出発前にこの記事を一度ブックマークしておけば、現地でつまずいたときにすぐ見返せて安心です。これから渡航先を選ぶ方は、eSIMガイドもあわせて読んでおくと、設定から選び方まで一通りつかめます。
それでも解決しない時の最終チェックと連絡先
ここまで試しても改善しない場合、結論として次の3点を順に確認すると、原因の切り分けがほぼ完了します。
- 対応端末か:eSIM非対応・SIMロック中の端末では使えません。対応端末の確認へ。
- プランの状態:利用開始日前・期限切れ・残量切れでないか。マイページで購入済みeSIMや残量、設定情報を確認できます。
- 再インストール:案内に従ってプロファイルを削除・再追加すると直る場合があります(削除前に設定リンクや手順を先に控えてください。控えがないと再追加できなくなることがあります)。
原因が分からないときや、設定をひとつずつ確認したいときは、日本語で相談できるお問い合わせ窓口もご利用ください。問い合わせの際に「どの手順まで試したか」「どんな表示が出ているか」を伝えると、解決までがよりスムーズです。基本的な疑問はよくある質問にもまとめています。
まとめ:順番に確認すれば、現地でも立て直せます
海外でeSIMがつながらないときの基本は、①機内モードを入れ直す ②データローミングをオンにする ③データ通信の回線をeSIM側にする——この3ステップです。それでも改善しないときは、利用開始日・利用期間、対応端末、再インストールの順に切り分けていけば、原因はおおむね特定できます。つながらない原因の多くは設定の組み合わせであって故障ではないからこそ、慌てず上から順に確認することがいちばんの近道です。
出発前にインストールまで済ませ、到着後の最初の一手を決めておけば、「つながらなかったらどうしよう」という不安はぐっと小さくなります。これから渡航先のプランを選ぶ方は、eSIM比較ページから国名・データ容量・利用日数に合わせてプランを探せます。設定手順をあらためて確認したい方は設定ガイドを、それでも困ったときは日本語のサポートをいつでも頼ってください。落ち着いて一つずつ確認すれば大丈夫です。
本記事の設定名称・対応状況は2026年7月時点の情報です。端末のOS更新やプラン内容により変わる場合があるため、最新の表示・案内もあわせてご確認ください。

